愛の実践 1コリント 講解 第22回

コリント人への手紙第1 講解 第22回(2018.06.17)
聖書箇所 1コリント13章4節~7節

パウロは、12章の最後に「あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。」と勧め、「さらにまさる道を示してあげましょう。」と13章の愛の讃歌につなぎます。
「愛がなければ」。。。と続けます。
パウロがどうしても伝えたいことは、賜物は様々、多様な働きがありますが、賜物を用いるためにどうしても必要なことは「愛が動機である」ということです!

愛とは。その①

愛は、感情的な要素としてよく知られますが、愛は意思です。
聖書では、愛は意思を反映する行動として現れることを言います。愛は見える!
愛はその人の生き様に現れてくるということですね。

愛とは。その②

愛は関係です。愛は関係において示されます。
相手がいるってことですね。神さまとの関係、人との関係において示されます。
関係の中に愛があるかが重要です!
愛がなくても犠牲を払うことはできるし、愛がなくても献身することもできます。
愛がなくても賜物を用いることはいくらでもできます。
でもそれは、真実のない犠牲であり、自己満足の献身に過ぎません。
「愛がなければ」パウロが言いたい本質はここですね。

③賜物を用いるための動機は、愛によるのです!

賜物を用いる際に共通すべきことは、愛が動機である!ということです。
自分に愛があるかどうかを吟味しながら賜物を用いましょう!
子どもに対しても、自分に敵対する人に対しても愛を動機として教え、戒め、熱心に仕えましょう。

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