「祝祷」 2コリント学び第22回

「コリント人への手紙第2」学び 第21回(2018.12.30)
 聖書箇所:コリント人への手紙第2 13章13節

「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。」

さていよいよ、コリント教会への手紙を結ぶ祝福の祈りです。
今日でも礼拝の祝祷で良く用いられている祈りです。
同じ恵みが今の私たちにも注がれていることは感謝ですね。

イエスさまの恵みによって、私たちは神さまとの関係が回復され、神の子どもとしての特権が与えられます。
神さまの愛によって、私たちは愛されていることを知り、神さまの最高傑作として生き方が変えられます。
そして聖霊さまとの交わりにより、神さまを正しく知ることができ、愛と恵み、喜びが私たちの中に満ち溢れます。
これが三位一体の神さまの祝福です。
この三位一体の完全な愛の交わりと祝福が、私たちのうちに回復されていくのです!

私たちは、旧約時代は父なる神さまがいて、新約の限られた期間に御子なるイエスさまがいて、イエスさまが天に帰られた後は聖霊さまが支配していると考えてしまいがちです。

しかし三位一体の神さまは、創造の始めから存在し、完全な一致の中で働かれるのです。
神さまの時が満ち、三位一体の神のうちから、御子なるイエスさまがこの世に遣わされました。
マリヤは、聖霊によってイエスさまをみごもりました。
ことばであるイエスさまは、人間の歴史の限られた期間、人としてこの地上で過ごされ、人のあらゆる苦しみ、痛み、悲しみを経験してくださいました。

そして、罪のないご自身のいのちと引き換えに、私たちの罪を負い、救いを完成してくださいました。
このことゆえに、私たち土の器に、神さまのいのちの息が宿ることになりました!
今日、私たちはイエスさまの恵みにより、信仰によって救われ、聖霊さまを心に宿し、偉大な父なる神さまの愛が溢れる器とされました!
なんという恵みでしょうか。

私たちの内に、三位一体の神さまのご性質が満ち溢れることを感謝しましょう!

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