岡崎ホープチャペル発行の週報(2025.7.27)より
聖書箇所:列王記 第二 8章 1~6節
列王記 第二 8章6節
さて8章に入るとこれまでの場面と変わって、
以前エリシャによって子どもを生き返らせてもらったシュネムの女性が出てきます。彼女は、いつも喜んで神の人エリシャに仕えていました。エリシャからの代価を望んで仕えるのではなく、心から神さまの恵みに感謝し、神の働きに仕える人でした。また神さまのことばに従順に従う人でした。7年間の飢饉が来ることを聞くと、与えられていた土地や家を出て、異邦人の土地に家族と一緒に移り住むことを決断します。私たちの人生にも様々な困難や試練を通ることがありますが、どのような状況にあっても神さまの恵みは注がれていることを覚えて、神さまのことばに従順する者でありたいですね。
そんな彼女が7年ぶりに我が家に戻ってみると、
自分の家と畑が他の人の所有になっていました。エリシャのために用意した、2階の部屋も他の人の所有になってしまいます。異邦の地で苦労したことは聖書には書いてありませんが、やっと自分の国に、自分の家に帰って来れたと思っていた矢先、また問題が起こります。そして王さまに訴え出る決断をします。シュネムの女性にとって王のところに訴え出るのは、とても勇気がいることであったはずです。でも、困難の中ですぐにあきらめるではなく、きちんと自分の権利を主張し、行動します。神さまにより頼むと同時に、自分のやるべき事とを明確に区別して行動しました。信仰とは神さまの恵みに立って一歩踏み出す、私たちの決断、実行によって生まれてきます。
神さまに対する信仰を持って一歩踏み出した時、
神さまの適切なタイミングを思い知ることとなります。彼女の信仰と行動に合わせたかのように、ちょうどゲハジがエリシャの行った素晴らしい御業を王に話していたところでした。そして誰もが想像をしていなかったような神さまの恵みに預かります。失ったと思っていたものが、以前よりさらに祝福されて戻って来たのです!神さまは同じように、あなたのことを愛してくれています。神さまの愛と力は、私たちの思いよりもはるかに大きいことを喜びましょう。そして最後に、イエスさまがしてくださった素晴らしいことを伝える者でありましょう。そのあなたの証しを通して、ちょうど良いときに神さまの祝福を受ける者がいることも覚えましょう。ハレルヤ!


