岡崎ホープチャペル発行の週報(2026.5.3)より
聖書箇所:ペテロの手紙 第一 3章 7節
「同じように」と、夫たちへの勧めです。
これは、2章17節の「すべての人を敬いなさい」ということを前提に置き、ペテロは夫たちに「妻を尊敬しなさい」と命じています。これは神様からの命令です。妻を尊敬するとは、妻を愛することでもあります。パウロが記したコロサイ人への手紙では、夫たちに妻を愛するようにと勧めています。(コロサイ3:19)
1. 妻が自分より弱い器であることを理解して共に暮らす
そしてペテロは、具体的に妻を尊敬することを二つ挙げています。一つ目は、「妻が自分より弱い器であることを理解して(知識に基づいて)共に暮らす」ことです。これは能力の差ではなく、男性と女性の肉体的な違いである力の差や、立場的な弱さを認め、配慮しなさいという意味です。当時の中東の家父長制社会において、この勧めは画期的であり慈愛に満ちたものでした。
2.妻をいのちの恵みを共に受け継ぐ者として尊ぶ
神様の祝福は、夫婦のどちらか一方だけが享受するものではありません。一方が不幸なままで、もう一方が本当の幸せを感じることはあり得ないのです。妻の思いを尊重し、気遣うことによって、夫自身もまた主にある喜びに与ることができます。永遠のいのちを受け継ぐ者として、そこには男女の区別はないのです。
そして、もし夫婦の間で尊敬が失われるならば、神への「祈りが妨げられる」だろうと聖書は注意を促します。最も身近な存在である配偶者を大切にすることなしに、神の前で平安を持って祈ることは難しくなるでしょう。互いを慈しみ合う時、夫婦は共に祈りの座に進むことができ、結果として夫の祈りが妨げられることはないのです。
互いを尊び、内面を磨く
夫婦関係は、私たちの霊的な状態が最もあからさまに現れる場所です。女性の皆さんは、外見を飾る美しさ以上に、神を恐れる生活から湧き出る「内なる美しさ」を大切にしましょう。その品性は、夫を神へと導く大きな力となります。また男性の皆さんは、妻を人生の喜びも悲しみも分かち合う対等なパートナーとして、心から尊敬してください。
この「互いを尊び、内面を磨く」生き方は、独身・既婚を問わず、すべてのキリスト者に共通する歩みです。主にあって、身近な人を心から尊敬できる者へと成長していきましょう。

