小さい者の決断が、神の歴史を動かす

信望愛(Okazaki Hope Chapel Monthly Bulletin)2026年5月号より

また、エジプトの王は、ヘブル人の助産婦たちに命じた。一人の名はシフラ、もう一人の名はプアであった。彼は言った。「ヘブル人の女の出産を助けるとき、産み台の上を見て、もし男の子なら、殺さなければならない。女の子なら、生かしておけ。」しかし、助産婦たちは神を恐れ、エジプトの王が命じたとおりにはしないで、男の子を生かしておいた。
出エジプト記1:15-17

エジプトの地でイスラエルの民は増え広がり、そのことを恐れた王は極端な命令を出しました。その命令が、「男の子なら殺さなければならない」でした。
ここで登場するのが、誰からも知られることのないような、たった二人の助産婦、シフラとプアです。しかし、この二人の「決断」が、後のモーセ誕生、出エジプト、救いの歴史へとつながっていくのです。

この助産婦たちは「神を恐れ…」とあります。ここがすべての出発点です。神を恐れるとは、人よりも神さまを第一にすること、また見えない神さまを、見える現実より重く受け止めることと言えます。
彼女たちは、“王の命令”と“神さまの御心”の間で選択を迫られました。もちろん人間的に考えれば、王に従えば安全です。神に従えば危険です。それでも彼女たちは神さまを選びました。

私たちも同じ状況に立たされることがあります。正直でいるか、ごまかすか。信仰を隠すか、証しするか。妥協するか、従うか。 神さまを恐れるとは、日常の「選択」の中で現れてきます。王は二人を問い詰めますが、神さまは助産婦たちを守られます。
「神はこの助産婦たちに良くしてくださった。そのため、この民は増えて非常に強くなった。助産婦たちは神を恐れたので、神は彼女たちの家を栄えさせた。」
出エジプト記1:20-21

すぐに見えないこともあるし、すぐに結果が出ないこともあります。しかし、神さまは確かに見ておられます。命がけの決断に神さまは「守り」と「祝福」で応えてくれました。この二人の行動がなければ、男の子は殺されていました。モーセは生まれていません。出エジプトは起こらなかったかもしれません。二人の小さな決断が、神さまの計画を前進させました。大きな働きの裏には、必ず「小さい者の従順」があります。
あなたの小さな従順が、大きなリバイバルに繋がります。リバイバルは、特別な人から始まるのではありません。神を恐れる「一人の決断」から始まります。
ハレルヤ!

牧師 佐藤耕二

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