「地上での残された時を④ 〜みこころに生きる〜」ペテロの手紙第一 講解 第54回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2026.8.23)より
聖書箇所:ペテロの手紙 第一 4章1-2節

キリストは肉において苦しみを受けられたのですから、あなたがたも同じ心構えで自分自身を武装しなさい。肉において苦しみを受けた人は、罪との関わりを断っているのです。
それは、あなたがたが地上での残された時を、もはや人間の欲望にではなく、神のみこころに生きるようになるためです。

神のみこころに生きる

私たちはこれまで、「キリストを模範とし、同じ心構えで神の御心に生きる」歩みを見てきました。キリストは私たちと同じ肉の弱さを負い十字架の苦難を通られ、私たちが罪によって失ってしまった「神のかたち」を回復させるための模範を示してくださいました。今を生きる私たちが、試練の中でキリストと同じ苦難にあう覚悟をもつ時、プライドや不安に縛られる不自由な生き方から解放されて、神の御心に生きる者とされるのだと確認をしました。

今週は「あなたがたが地上での残された時を」と語られている御言葉へ目を留めたいと思います。ここでペテロが思い起こさせているのは、私たちが今過ごしている地上での時間には限りがあるという事実です。私たちに与えられている時間は、私たちが思っている以上に実はとても短いのです。そして何より、「地上での残された時」が自分自身にあとどれくらい残されているのか、私たちには知ることができません。明日が来る保証はどこにもなく、思いがけない形で人生の終わりが来るかもしれませんし、もしくはその時が訪れる前に、栄光のイエス様が再び来られる(再臨)かもしれません。人生という時間は、神様から私たち一人ひとりに委ねられている、一度きりの貴重な恵みの時間なのです。

だからこそ、残された日々を自分の欲や一時的な感情に振り回されて過ごすのではなく、御子イエスを通して、その愛を示してくださった父なる神の御心のために生きようではありませんか。「神のみこころに生きる」ことは、自分の力だけで達成できるものではありません。日々の生活の中で神に頼り、悔い改め、御霊によって御心に生きる者へと変えられていきます。

「今日も神のみこころに生きることができますように」と、主から与えられた残された人生において、神を知る喜びと、やがて来られるイエス・キリストの再臨の希望が、今週も皆さんの心に満ち溢れますように。