岡崎ホープチャペル発行の週報(2025.8.24)より
聖書箇所:ペテロの手紙 第一 1章4節
「朽ちることも汚れることも、消えていくこともない資産」
ペテロは「生ける望み」と関係する天の資産について語っています。それは「朽ちることも汚れることも、消えていくこともない資産」です。これこそが、神の子どもが受け継ぐ資産なのです。生ける望みとは「朽ちることも汚れることも、消えていくこともない資産」が与えられるということなのです。
ここで「資産」と訳されている「クレーロノミア」κληρονομίαということばは、「御国を受け継ぐ」ということばと同じ言葉で、「相続財産」を表わす言葉です。「これはあなたがたのために、天にたくわえられているのです。」と言われているように、この相続財産はやがて完全な形で私たちに与えられるものとして、それまで天においてしっかりと守られています。
この「天に貯えられている資産、相続財産」をイエス様は「天に積む宝」と表現しました。この宝とは、善行を積むことではなく、最も大切な財産を天に置くようにという話です。
マタイの福音書 6章21節
ペテロの手紙の受取人たちは、
現代の私たち以上に大変な生活を送っていたと思われます。地上では流浪の民のような生活で、仕事を取り上げられたり、家を追い出されたりと、地上の財産など当てにできない生活を送っていた人たちもいたと思います。だからこそ、ペテロは天の資産に目を向けさせて、彼らが望みをもって信仰の歩みを進めるようにと励ましているのです。
現代を生きる私たちも、この天にある資産に目を向けることができずにいることが日々の生活の中で多くあるのではないでしょうか。現状に目を留めると、色々なことを心配し、この地上のものだけに心を向けてしまうのです。
しかし聖書は言います。私たちのために蓄えられている資産こそが私たちの宝であり、そこにこそ私たちの心があるのです。神が用意してくださっている御国という資産を受け継ぐことができる、神の子とされた驚くばかりの恵みにとどまり、主のご計画の成就を待ち望んでいきましょう。


