信望愛(Okazaki Hope Chapel Monthly Bulletin)2018年12月号より
「すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります。」
聖書箇所 ルカの福音書10章27節)
人は誰でも、受け入れてほしい、認めてほしいという願望があります。
「認められたい…」と望むのは、「認められている」という確信がないからでもあります。
私たちは、人から認められるために、また愛されるために、苦労し、傷つき、時には生きる希望さえ失ってしまうことがあります。
そしてやっと愛された、認められたと感じても、その愛は変わりやすいもので、その愛が逆にねたみや嫉妬になり人を傷つけてしまうこともあります。
これが私たちの持っている「愛」の限界ですね。
でも聖書には「わたし(神さま)の目には、あなたは高価で尊く、愛されている…」とあります。
あなたは、大いなる存在の最高傑作であり、唯一無二の存在なのです。
イエスさまの十字架は、あなたを愛していることの証しです。
そのイエスさまが、「自分を愛する様に、あなたの隣人を愛しなさい…」と言われます。
要するに、自分を愛せない者は、他の人も愛せないのであり、また自分を赦せない者は、他の人も赦せないのです。
自分を愛するために必要なのは「私は、愛されている!」という確信です。
それは、私が何かできるからとか、何かの役に立っているから愛されるということではなく、私の存在そのものが愛されていることを知ることです!
「YOU ARE LOVED」
あなたは愛されています!
あなたは、生まれたときからもうすでに神さまに愛され、受け入れられています。
そのことを知ると自分を愛することも出来るし、自分を認めることも出来ます。
そうして初めて、あなたの隣人をも愛することが出来るように変えられていくのです!
もう人から認められるために、自分を傷つけないでください。
牧師 佐藤耕二