「繁栄の目的と境界線 その①」信仰の父アブラハム 学び第5回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2019.02.10)より。
「創世記」信仰の父アブラハム 学び第5回
聖書箇所:創世記 創世記 13章2節~13節

「アブラムは家畜と銀と金とに非常に富んでいた。」13:2

アブラムはエジプトを出て再びカナンの地ネゲブに上り、彼が最初に築いた祭壇の場所に戻ってきました。
その地は神さまが「あなたの子孫に、わたしはこの地をあたえる。」と言われた約束の地です。
アブラムは、神さまの約束に立ち返ってきました。
私たちも自分の決意、気分は日ごとに変わってしまいますが、とこしえに変わることのない神さまのことばに立ち返って、その恵みを告白することは大切ですね!
日々、信仰の祭壇を築きましょう。

さて、約束の地に戻ってたアブラムでしたが、また別の問題が。
あまりにも持ち物が多くなったので、同じ場所に住むことが出来くなってきました。

①繁栄の目的!
すべての良いもの、祝福は、神さまからきます!
神さまが「あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。」と言われます。
アブラムが繁栄することは神さまのみこころであり、アブラムに与えられた約束です。
そしてアブラムの信仰にならう私たちにもその祝福は注がれます。
その約束は変わりません。
私たちが繁栄することも神さまのみこころです!
そしてそれは、律法を守ることによってではなく、信仰によって与えられると書かれています(ローマ4章)。
私たちも信仰によって、神さまからの繁栄をもっと期待し求めましょう。

しかし、繁栄を求めるにあたり大切なのは、何のために繁栄するかです!
繁栄自体が目的ではあるません。
祝福を自分のために使うのか、祝福を神の約束のために使うのかでは大きな違いがあります。
神さまの約束は、あなたを通して神の祝福が流れることです。

なぜ、いい大学に行くのですか?
なぜ、いい企業に就職するのですか?
あるいは、なぜ神さまのために献身するのですか?
それがすべて自分の繁栄のため、この地上の幸せのためなら、その喜びはなんとはかないものでしょうか。
もう一度言います。
私たちは、何のために繁栄するのでしょうか。
それは、「地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」ためです!
あなたが祝福されることが最大の目的ではありません。
あなたによってすべての民が祝福されることです。
ハレルヤ!

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