「愛による影響力」雅歌の学び 第13回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2019.12.08)より
雅歌の学び 第13回
聖書箇所:雅歌 5章9節~6章1節

「女のなかで最も美しい人よ。あなたの愛する方は、どこへ行かれたのでしょう。あなたの愛する方は、どこへ向かわれたのでしょう。私たちも、あなたといっしょに捜しましょう。」6章1節

私たちの人生にはそれぞれにイエスさまとの出会いがあり、イエスさまとのラブストーリーがあります。
人のストーリーでは、本当の意味でイエスさまとの愛の関係は分かりません。
その試練を通った者にしか、そのことを通して受けた悲しみや、痛み、そして神さまから与えられた慰めや愛を実感することはできません。
そのことにより神さまとの愛の信頼関係は築かれていくのです。

5章9節で、エルサレムの娘たちが「あなたの愛する方は、ほかの愛人より何がすぐれているのですか」と尋ねていました。
なぜそんな目にあっているのに、あなたはあの方を愛しているのですかと問うているのです。
その問いに対して、シュラムの女は「これが私の愛する方、これが私の連れ合いです。」とその素晴らしさをたたえます(5章10節~16節)。
その告白、生き様を通してエルサレムの娘たちは「私たちも、あなたといっしょに捜しましょう。」と応答します。
花嫁の花婿に対するひたむきな愛がエルサレムの娘たちに大きな影響を与えたのです。
私たちの日々の歩みも同じかもしれません。
人々は何であなたはいつも「イエスさま、イエスさま」と言ってるのと問います。
神さまを信じているのに「どうしてそんなに苦しむの」、「どうしてそこまで、それでも神さまを愛しているの」と不思議に思うかもしれません。
その愛が理解できないからです。
だからこそ、イエスさまから与えられたあなたへの愛が、人々に影響力を与えるのです。
人々は、あなたが持っている「神の愛」を見て影響を受けるのです。
そこには律法的な見せかけの行いや、口先だけのみことばの教えは通用しません。
それは世の愛と変わらないからです。
もしあなたがこの世の価値観で生きているなら、あなたが与えることの出来る影響はこの世の価値でしかありません。

私たちの持っている愛はGospelです。

イエスさまが私をやみから引き上げてくれたから。
イエスさまがいのちをささげて愛してくれたから。
私の愛する方が、私のことを一番よく理解し、いつも共にいてくださり、私の心を満たしてくれるから。
だから誰がなんと言おうと、イエスさまの愛から私を奪うものはない。。。これが花嫁の告白です。
そして、その生き様が人々にイエスさまの愛を伝えるのです。
私たちが持っている影響力、それは「変わることのない神の愛」です。
ハレルヤ!

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