しもべの心

信望愛(Okazaki Hope Chapel Monthly Bulletin)2020年1月号より

「ただし、わたしのしもべカレブは、ほかの者と違った心を持っていて、わたしに従い通したので」 民数記 14章24節

あけまして、おめでとうございます。今年も主にあってお互いに愛し合い、主に仕えてまいりましょう。

主に仕えることは、私たちの心から始まります。しもべになるためには、私たちの考え方の一新が求められます。神さまは、私たちが何をするかよりも、私たちがなぜそれをするのかに関心をもっておられます。

私たちの心は、人に好かれたいから、認められたいから、自分がいかに立派であるかを示したいからというような理由で、仕えていることがあります。いつの間にか、人に仕えることよりも、自分自身のための働きへと変わってしまいます。それは神さまに対しても同じかもしれません。主に仕えているはずが、いつの間にか、自分の目標を成し遂げてもらうために神さまを利用していることがあります。

「わたしのしもべ」とは、自分の目的のために神さまを利用する者ではなく、神さまの目的のために自分を使っていただこうとする者なのです。

あなたがしもべの心を持っているかどうかは、人からしもべ扱いされた時に明らかになります。
しもべの心とは、自分に死んで主のために生きることから始まります。それは、十字架から溢れ流れる恵みを知るとき、私たちの内に形造られるキリストの心です。

真のしもべは、恵みによって自分が愛され、受け入れられていることを知っているので、自分の存在価値を人に認めてもらう必要がありません。キリストにある自分のアイデンティティを持っているからです。イエスさまに近づけば近づくほど、あなたは自分を持ち上げる必要がなくなっていくのです。

「わたしのしもべ○○○は、ほかの者とは違った心を持っていて」  それが私たちです!
ハレルヤ!

牧師 佐藤耕二

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