「異邦人の光となる福音」使徒の働き 学び第26回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2020.10.25)より
聖書箇所:使徒の働き 13章42節~52節

「異邦人たちはこれを聞いて喜び、主のことばを賛美した。そして、永遠のいのちにあずかるように定められていた人たちはみな、信仰に入った。」使徒の働き 13章48節

アンテオケ教会は13章において、新たな宣教の段階を迎えました。

アンテオケ教会の指導者だったバルナバとパウロを宣教師として派遣するように命じられました。このことは教会の歴史において新しい段階へと展開していきます。ふたりはキプロスに渡り、ユダヤ人の諸会堂で福音を伝えます。その後、パンフリヤに渡ったところで、ヨハネ(マルコ)が宣教チームから離れます。そこからピシデヤのアンテオケに入り、福音を伝えます。安息日に会堂に入り、パウロがみことばを語ります。人々は次の安息日にもみことばを聞きたいと熱心に願います。

パウロが福音を語ったとき、2つの反応が現れます。

真理が明らかにされるとき、必ず2つの反応が起こります。一つはその真理を喜ぶ者です。もう一つは真理に反対する者です。福音が伝えられるとき、どこにおいても反対する者たちや、迫害が起こります。しかし、その反対がどんなに大きくても神さまの救いの計画は進んでいきます。どんな迫害も、神さまの福音伝道を止めることはできません。そして、この世がどんなに福音に敵対しても、私たちが福音を伝えることは変わりません。なぜならそこに、神さまの救いの招きに応えて永遠のいのちを得る人々がいるからです。それは神さまの変わらない計画です。「永遠のいのちにあずかるように定められていた人たちはみな、」イエスさまを信じるのです。

敵の反対によって福音伝道の働きは妨げられましたが、

パウロとバルナバはそのために落胆したり、挫折したりしませんでした。むしろ聖霊さまの励ましにより、神さまが自分たちを異邦人に遣わされるという約束を握ります。神さまの新しいビジョンに目を向け、ここから異邦人に福音を伝えるようになります。危機は彼らを落ち込ませるのではなく、むしろ新しいビジョンに目を開かせました。神さまに信頼するなら、絶望すべきことは何もないのです。私たちも、いつもみことばに立って、神さまに信頼する者でありましょう。

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