「罪の代償と変わらない祝福。その①」創世記マスタープラン 学び第31回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2021.09.26)より
聖書箇所:創世記 3章16節~19節

女にはこう言われた。「わたしは、あなたの苦しみとうめきを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。また、あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる。」

①女に対しての代償と祝福。

創世記1章28節にあるように、子を生むことは神さまの祝福でした。そのことを通して人は全地に満ち、地を従えるようになるのです。しかし罪の代償として、子を生む女性の祝福に神さまのさばきが与えられます。その一つは、肉体的な苦しみ「苦しんで子を産む」です。我が家の末っ子ちゃんは、少し前まで弟か妹が欲しいと言っていました。最近では、痛みがなかったら子ども産んでもいいのにな〜と、もう自分で産むことを考えています。すでに産みの苦しみのことを理解しています。笑!そしてもう一つのさばきは、精神的な苦しみ「彼はあなたを支配する」です。

まず、このような苦しみの中にあっても、女は「子を生む」ことが許されています。その祝福は取り上げられていません。産みの苦しみもありますが、子を生む喜びがあります。罪の代償としてのさばきではありましたが、その祝福は変わっていません。いや、むしろ私たちには考えもつかないような祝福へと変えられます。それは「女の子孫からメシアが生まれる」ということです。女は苦しんで子を生むけどその出産は祝福であり、その出産を通してメシアが生まれ、救いがなされるということです。それは後に来られるイエスさまを待ち望む私たちにも、霊的な子どもを宿す祝福があるという約束でもあります。

また「あなたは夫を恋い慕うが、彼はあなたを支配することになる。」というのも、本来は、お互いに向き合い、愛し合う関係として造られた夫婦の祝福が、罪の結果、夫が妻を支配するという関係になってしまいます。しかしそのことも、イエスさまの十字架の贖いによって祝福へと回復されていきます。さばきの中にも、神さまの変わらないあわれみとご計画がいつも用意されています。そしてそれは、イエスさまの十字架の勝利によってすべて祝福へと変えられるのです。

「妻たちよ。主に従うように、自分の夫に従いなさい。キリストが教会のかしらであり、ご自分がそのからだの救い主であるように、夫は妻のかしらなのです。教会がキリストに従うように、妻もすべてにおいて夫に従いなさい。夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい。」
エペソ人への手紙 5章22節~25節

ハレルヤ!

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