岡崎ホープチャペル発行の週報(2024.10.6)より
聖書箇所:箴言 6章 16節〜19節
高ぶる目、偽りの舌、咎なき者の血を流す手、
邪悪な計画をめぐらす心、悪へと急ぎ走る足、
まやかしを吹聴する偽りの証人、兄弟の間に争いを引き起こす者。」
ここには、神さまが嫌うもののリストが7つ書かれています。
④邪悪な計画をめぐらす心 ⑤悪へと急ぎ走る足
⑥まやかしを吹聴する偽りの証人 ⑦兄弟の間に争いを引き起こす者
これらは、よこしまな者の特徴であります。そしてその性質は、サタンの性質と同じです。神さまが嫌うものを、私たちが愛する必要は全くありませんね。私たちは誰でも罪の性質があり、悪い人の影響を受け、いくらでも罪の状態におちいる危険があります。だから、罪に対していつも自分を聖別することはとても大切です。そのために知恵が必要です。
主が憎む七つのうちで、一番に来ているのが「高ぶり」です。
神さまがなぜ、高ぶりを一番に忌み嫌っておられるかは、この世に罪をもたらした原因のはじめが高ぶりだったからです。サタンは高ぶって、堕落しました。高ぶりによって、人は神さまに拠り頼むことがなくなり、神さまの心から離れて行きます。だから、高ぶりには注意しなくてはなりません。それは神さまが最も忌み嫌われることだからです。神さまは愛なる方ですが、忌み嫌うものをはっきりと退けられます。私たちの目、口、手、足、心が神さまの忌み嫌われるものとなることがないように、聖霊さまにより、みことばをもって、いつも心を照らしてもらうことが必要です。
ここで使われるヘブル的文法法で、最後に出てくる+1(六つある、いや七つある)は、特別にそのひとつを強調する表現でもあります。最後に出てくる+1は、特別に神さまが嫌われる行為でもあります。それが、兄弟の関係を壊す者、教会の中に争いを引き起こす者です。。。自分の見栄やプライド、自分の義や自分の弱さを盾にして兄弟姉妹の中に争いの種を蒔く者、兄弟姉妹の信頼関係を壊す者を神さまは忌み嫌らわれます。イエスさまの十字架は和解のための犠牲でした。それゆえ、私たちに与えられている務めも和解の務めです。平和を作り出す者でありましょう。ハレルヤ!