信望愛(Okazaki Hope Chapel Monthly Bulletin)2024年11月号より
「神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪ある人たち。手を洗いきよめなさい。二心の人たち。心を清くしなさい。」
ヤコブ4:8
前回は、イエスさまが私たちのことを「友」と呼んでくださっていることを確認しました。私たちにとって親友とはどんな存在か?その条件を考えてみました。今回は、神さまとの「親友関係」をどう育むのか?について考えてみましょう。
①正直になること。二心のないこと。
神さまとの友情を深めるためには、まず正直になることです。自分の罪、弱さ、失敗もすべて隠さずに打ち明けることが必要です。神さまは、あなたが完璧であることを求めてはおられません。でも正直であることを求めています。イエスさまは「罪人の友」と言われました。私たちが自分の罪を認めるとき、神さまとの友情関係が結ばれていきます。
②信じて従うこと。
一般的に、従順は友情の特徴ではなくボスと部下の関係だと考えられます。しかしイエスさまは、従順が神さまと親しくなるための一つの条件であると言います。
「わたしがあなたがたに命じることをあなたがたが行うなら、あなたがたはわたしの友です。」
ヨハネ15:14
神さまを信じていない人たちは、クリスチャンは義務感や恐れで神さまに従っていると思ってしまいます。しかしクリスチャンとは、全くその逆なのです。私たちは神さまに愛され、赦され、開放されたので喜んでイエスさまに従っています。この従順は愛からきます。
「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛にとどまりなさい。わたしがわたしの父の戒めを守って、父の愛にとどまっているのと同じように、あなたがたもわたしの戒めを守るなら、わたしの愛にとどまっているのです。」 ヨハネ15:9~10
③時間を一緒に過ごすこと。
実際に神さまにどれほど近づくことができるかは、あなたの選択にかかっています。神さまとの親しい友情は、選択の結果であって、偶然の結果ではありません。私たちはその友情を意図的に求めていかなければなりません。神さまがどれだけあなたを愛そうとしても、あなたがその愛から離れてしまっては、この友情は育まれません。神さまのあなたへの愛は永久に変わりません。その神さまとの友情を育むのは、私たちの選択にかかっています。
たくさんイエスさまと一緒に時間を過ごしましょう。ハレルヤ!
牧師 佐藤耕二
日本語訳聖書は「聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会」を使用しています。