岡崎ホープチャペル発行の週報(2024.11.17)より
聖書箇所:箴言 16章 1~3節
人には自分の行いがみな純粋に見える。しかし、主は人の霊の値打ちを量られる。
あなたのわざを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画は堅く立つ。」
箴言 16章1~3節
私たちの心にある計画、はかりごとは、
心の中にあるだけでは何の影響力もありませんが、それがひとたび口(舌)を通して宣言されるとき、その心にあった計画が力を持ち始め、影響力が出てきます。「舌への答えは主から来る」とは、「主は舌に答えを下さる」と言うことです。語るべきことばを主が与えてくださると言うのです。これはとても重要な真理です。
イエスさまの昇天後
弟子たちはエルサレムにとどまり、約束された聖霊を待ち望みながら祈りの時を過ごしていました。それから10日後、ペンテコステ(五旬節)の日に、炎のように分かれた舌が現われて、弟子たちひとりひとりの上にとどまりました。すると彼らは他国のことばで神の大いなるみわざを語り始めました。それまでの弟子たちは、それぞれが心の中でイエスさまの十字架について思いめぐらしながら、これからのためにどのように備え、これから何をしようかと計画していたに違いありません。そして、そのことについて祈っていたに違いありません。ところが神さまは、彼らの計画にではなく、彼らの舌に特別な形で答えを下さり、聖霊により弟子たちが語ったメッセージにより、三千人の人々が弟子に加えられたと記されています。まさに主が弟子たちの舌に答えを下さったことの実例です。
そのリバイバルのために聖霊さまを求め、祈り、ビジョンを見ていた者たちがいたのです。人が心に計画を立てることは大切です。むしろ、それは私たちの領域としてしなければならないことです。使徒パウロも
と述べています。しかし、その「志し」が実現に向けて力をもって現されるのは神さまの領域であるということです。
続いて箴言16章2節では
たとえ人が自分の領域においてどんなに純粋な思いで計画したとしても、人からの賞賛や、主に認められたいというような思いが混じっているかもしれません。だから心で計画することは、ビジョンを見ることはやめなさい、ということではありません。主はその中にあっても、あなたの心にあるイエスさまに対する熱心、主の熱心を知っておられます。それを評価されるのは神ご自身で、その心を量られるのは神さまであると言うのです。だから心配しないで主にゆだねていきなさいと言われます(3節)。そうすれば、あなたの計画は堅く立つ!あなたの心に立てた計画、志に対して主が事を行わせてくださるのです。ハレルヤ!