「祭壇を築き、水を満たす」カバーリングの学び 第6回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2025.2.16)より
聖書箇所:列王記 第一 18章 30~40節

エリヤのカルメル山での戦いは、霊的な戦いでした。霊的戦いはシンプルです。私はどの立場に立っているかを明らかにするだけです。

①そこでエリヤは、壊れていた祭壇を建て直す必要があった

「エリヤが民全体に「私のそばに近寄りなさい」と言ったので、民はみな彼に近寄って来た。彼は、壊れていた主の祭壇を築き直した。」
列王記 第一 18章30節

契約の民であるイスラエルに、「主こそ神です」とはっきりと告白する信仰を建て直す必要があった。ほんとうの豊かさ、いのちを与えてくれるのは誰なのか?雨を注ぎ、種を活かし、豊かな実を実らすのは誰かを知らせる必要があった。これは私たちの信仰生活にも当てはまることです。私たちの信仰の祭壇が壊れているなら、しっかりとその基礎を築き直さなければなりません。12の石はイスラエル12部族を象徴しています。エリヤは12の石で祭壇を築くことで、すべての部族が神の民であること、神さまがイスラエルの民に約束されている契約が回復するように、祭壇を建て直します。私たちの言い分とか、プライドとかを置いて主を第一にすること!それが霊的戦いに勝利する秘訣ですね。

②溝に水を満たす

「水は祭壇の周りに流れ出した。彼は溝にも水を満たした。」
列王記 第一 18章35節

信仰の祭壇が崩れると、すべてが空しくなっていきます。私たちの心には、イエスさま以外のもので埋めようとしても、決して埋められない魂の溝があります。エリヤは溝を水で満たします。雨が3年半も降らなかった不毛の地に、大切ないのちの水を大量に注ぎます。祭壇から水が流れ出し、溝に水が満たされるようにです。霊的戦いにどうしても必要なものは、聖霊さまの満たしです。

聖霊さまの満たしがなければ、みことばに満足することができません。そのため、色々な方法で解決しようとしてしまいます。「権力によらず、能力によらず、ただ主の霊によって」聖霊さまを歓迎しましょう。そこから平安が与えられます。そこから勝利が与えられます。

③エリヤの祈り

「主よ、私に答えてください。」答えてくださいとは、主が生きていることを意味します。一日中叫んでも答えないバアルは偽りであり、死んでいると言うことです。神さまは、主の火によって答えられました。主が生きておられることの証拠です。主の火が降り、すべてが焼き尽くされると、民は主の前にひれ伏して答えます。「主こそ神です。主こそ神です。」(39節)。聖霊の火によって焼かれると、いのちが湧いてきます。「主こそ神です!」という告白は、私たちが霊的に生きているしるしなのです。きょう、私たちも心から「主こそ神です!」と告白して、主を礼拝して生きる者でありましょう。ハレルヤ!

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