「器と油注ぎ」カバーリングの学び 第19回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2025.5.18)より
聖書箇所:列王記 第二 4章 1~7節

すると、彼は言った。「外に出て行って、隣の人みなから、器を借りて来なさい。からの器を。それも、一つ二つではいけません。」

まず結論から言うと、神さまは器を用います。

器を用いて神さまはご自身の御心を現していかれます。そして、みなさんもその器の一人であり、主の油注ぎを受ける尊い器です。ハレルヤ!そして油注ぎを受ける理由は、それを受け取って流していくためにあります。

1節。エリシャと同様に預言者の働きについていた仲間の一人が亡くなります。一生懸命、神さまに仕え、神さまのために働いた器が天に召されます。どういうわけか彼には払うことのできない負債がありました。そのため、その妻がエリシャのところへやってきて助けを求めます。エリシャは、その女性に「あなたには何があるのか」と問います。何も無いように思っていた彼女に、あるものに目を向けさせようとしました。彼女は、何も持っていないと思っていましたが、でも、一つだけ「ただ、油の壺が一つだけある」と告白します。たったこれだけ。。。でも、それだけで十分でした。あるものに目を向けたときから、神さまの祝福が流れ出します。エリヤの奇跡でも1人のやもめが、ほんの少しの油と一握りの粉をささげる時、それは尽きませんでした。五つのパンと2匹の魚だけで、5000人の人々の飢えを満たされた時も、少年ダビデがたった五つの石でゴリヤテに向かっていった時も同じです。神さまの前ではそれさえあれば十分でした!そこから、いのちが溢れ流れるのです。

「あなたには何がありますか」
「私たちの教会には何がありますか!」

それをイエスさまに差し出すとき、聖霊さまが働いてくださいます。

「外に出て行って、からの器を借りて来なさい」

と言うエリシャのことばに、彼女は従順しました。これは信仰が強い、弱いではありません。私たちの決断、意思です。ここで、みなさんを励ましたいと思います。従ってみて初めて分かることがあります。自分で従わないとわからないことが沢山あります。神さまの祝福も、自分で従って体験しないとその本当の祝福は分かりません。聖霊さまのうながしに従うときドキドキしますが、でもみことばに従順するとき私たちの人生に変革が起こります。あなたという器は世界で一つしかありません。あなたの持っているものを主に明け渡していきましょう。主があなたに溢れるばかりの祝福を注がれますように!そして、その油注ぎを流すために、からの器を用意しましょう。ハレルヤ。

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