岡崎ホープチャペル発行の週報(2025.8.3)より
聖書箇所:ペテロの手紙 第一 1章1~2節
ペテロの手紙 第一 1章 1~2節
今週からペテロの手紙第一の講解です。この手紙は、皇帝ネロによる大迫害が起こった時に、エルサレムを追い出され、小アジアに散らされたユダヤ人クリスチャンと全ての信徒へ宛てられ、迫害され苦しんでいた信徒たちへの励ましと慰めのために書かれました。
はじめに自己紹介から始まります。
著者は自分のことを「イエス・キリストの使徒ペテロ」と紹介しています。彼はイスラエルの北にあるガリラヤ地方の漁師であったが、ガリラヤ湖畔でイエス様に呼びかけられ弟子となります。ペテロはイエス様が十字架につけられる直前の逮捕の場面では、「あんな男は知らない」と誓ってまで否定するという大失態を犯しますが、この体験を通して自分の罪深さを知り、キリストの愛を再発見し、立ち直ることができました。その後は初代教会のリーダーとしてキリストを証しし福音を伝え、エルサレムで始まった彼の働きはローマにまで及びました。
聖書には、彼がどんな人間であるかが率直に記されており
また失敗から立ち直り、聖霊の力が注がれて、主の働きに用いられたことが書かれています。私たちも信仰生活の中で、自分の足りなさを自覚することがあるかもしれません。しかし、自分の足りなさの自覚をした時こそ、未熟さも失敗も体験したペテロのように、イエス様の憐れみ深い愛によって生かされていることを知るのではないでしょうか。そのようにして私たちも主にあって変えられ、主の働き人として整えられていくのです。
かつて漁師だったペテロはイエス様と出会い弟子となり、そして自分自身を「イエスキリストの使徒」と呼ぶまでに変えられました。自分と同じように神に選ばれた人たちへ宛てた、ペテロからの手紙をこれから味わっていきたいと思います。神の恵みと祝福が豊かにありますように。今週も主と共に歩んでいきましょう。


