「あなたの名は祝福となる」 信仰の父アブラハム 学び第2回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2019.01.20)より。
「創世記」信仰の父アブラハム 学び第2回
聖書箇所:創世記 創世記 12章1節~4節

「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」

このアブラムに対する祝福の約束には、三つの要素があります。

第一 : 神さまがアブラムの歩みを繁栄させるということ。
アブラムの歩みの全行程において、神さまは彼を豊かにされました。
アブラムも神さまの祝福にこだわりました。
しかしそれは繁栄が目的ではありません。
彼は「地上では旅人であり、寄留者であることを告白していた。」「天の故郷にあこがれていた」と書いてあります。
彼はいつも天にある霊的祝福を見ていました。

第二 :アブラムを祝福する者に祝福がもたらされるということ。
イスラエルを祝福することの恵みであり、約束ですね。
また、神の働き人や献身者、宣教師を祝福することの恵みでもあります。
神さまの約束に立ち主の働き人を祝福する人は、神さまに喜ばれ、神さまの祝福を受けることになります。

第三 : アブラムがすべての民を祝福する「祝福の器」となるということ。
アブラムは、すべての人々に神さまの祝福をもたらす「祝福の器」として召されました。
それはアブラハムの子孫、イエスさまの十字架のみわざによって完成されました。
私たちも、神さまの恵みにより選び出され、あわれみにより、神の子どもとしての特権を与えられました。
それは神さまからの特別な祝福を受けたことです。
私たちも神さまの祝福をもたらす「祝福の器」です!
そのために、神さまに選ばれ、召されていることを確認しましょう。

そのようなわけで、世界の相続人となることは、信仰によるのです。それは、恵みによるためであり、こうして約束がすべての子孫に、すなわち、律法を持っている人々にだけでなく、アブラハムの信仰にならう人々にも保証されるためなのです。
ローマ人への手紙 4章16節

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