信望愛(Okazaki Hope Chapel Monthly Bulletin)2021年12月号より
今月のメッセージは子どもたちにもわかりやすい内容です。
ぜひご家族でいっしょにお読み下さい。
マリアは言った。「私のたましいは主をあがめ、私の霊は私の救い主である神をたたえます。」
ルカの福音書 1:46～47
Q, ぼくたちの生きる目的は何でしょうか？
いい学校に行くこと？ お金持ちになること？ 有名になることかな？ まちがいではないと思うけど、それが生きる目的じゃないんだ。もしそれがみんなの生きる目的なら、いい学校に行けなかったら、お金持ちになれなかったら、やりたいことができなかったら、生きる意味がなくなってしまうよね。でも聖書では、ぼくたち一人ひとりは最高に価値ある者として神さまが造られた、と言っているんだ。つまり、最高に「いいね！」という存在なんだ。
Q, どうしてぼくたちは最高な存在なんだろう？
それは、神さまのいのちの息が与えられているからなんだ。聖書には、初めに神さまが「いのちの息」を人に吹き込み、それで人は生きるようになったとあります。
ぼくたちの毎日は、心配や不安がいっぱいありますね。これはどうなるのだろう…あれはどうしよう…と。でもそう考えてばかりいると元気がなくなるし、疲れてしまいます。
そんな時、みなさんにおすすめするのは、おもいっきり深呼吸することです。ぼくたちが呼吸できるのは当たり前と思うかもしれないけれど、その息を吹き込んでくださった神さまのおかげなんだ。だからゆっくりと深呼吸する時、神さまの恵みを感じることができます。
聖書には、
「息のあるものはみな主をほめたたえよ。ハレルヤ。」（詩篇150:6）
とあります。
「主（神さま）をほめたたえる」というのは、神さまがいのちの息をくださったから生きているんだ、ということを感謝し、よろこぶことです。そう、ぼくたちは最高の存在として、「神さまのよろこび」のために造られたからです。
もうすぐクリスマス。。。イエスさまは大切な目的のために、この地上に来られました。それは、ぼくたちに本当の生きる目的を与えるためでした。心の中に罪があると、自分のことをよろこべません。でもイエスさまが、そんなぼくたちの罪を取りのぞいてくださいました。毎日よろこんで神さまに感謝できるように、十字架の上で罪を打ちくだいてくださったのです。
もうすぐクリスマス。。。そのイエスさまを、みなさん一人ひとりが自分の救い主として迎えることができますように。祈りましょう！
ハレルヤ！
牧師 佐藤耕二