よりすぐれた賜物 1コリント講解 第20回

コリント人への手紙第1 講解 第20回(2018.06.03)
聖書箇所 1コリント 12:31  

あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。また私は、さらにまさる道を示してあげましょう。31節

「あなたがたはよりすぐれた賜物を熱心に求めなさい」というみことばを聞くと、みなさんはどのように受け取りますか。
何か自分の持っていない賜物、もっと優れているように感じる賜物を求めなくてはならないと感じるかもしれません。

しかし【賜物】とは、私たちのすべてを知っておられる神さまが、みこころのままに、おのおのそれぞれに一番良いものを分け与えてくださるものです。
そしてそれは、自分のためではなく、みんなの益となるために、全体のために与えられるものです。
もしあなたに与えられている賜物が、人を傷つけ、共同体を壊すなら、その賜物は使わない方がいいです。使い方が間違っているからです。

①神さまから与えられる賜物は、共同体を生かし、そのことにより自分も生きるのです!
みなさんの賜物を確認しましょう。賜物には偉いとか、尊くないとかはありません。それぞれ役割が違うだけです。

②それぞれの使命を持ち、役割を果し、お互いを理解し合い、全体の喜びのために奉仕するのです!

最後に「よりすぐれた賜物」とは、超自然的な奇蹟をおこなう賜物や、聞いたことのない異言を極めるというようなことではありません。
③最高の賜物とは「愛」です!
愛は、それぞれの賜物を持つ人が共有すべき最高の賜物です。
愛がなければ、賜物には、何の値打ちもありません。
教会は、自分の賜物を誇るところではなく、また無いように思えて悲観するところでもなく、互いに愛するところです!

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