岡崎ホープチャペル発行の週報(2024.4.21)より
聖書箇所:ヨシュア記 1章 10節〜18節
ヨシュア記 1章11節
①リーダーシップ
リーダーの大切な務めは「選択と決断」です。その決断を明確に示していくことが、リーダーとしての重要な役割です。リーダーの指示で民全体は動きます。イスラエルを導くのは神さまですが、雲の柱(火の柱)に従って民をリードしていくのがリーダーの務めです。ヨシュアが最初にしたことは「3日のうちに、食料を用意して、ヨルダン川を渡るよ」と指示を出しました。この時イスラエルの民は、神さまの恩寵によりヨルダン川の東をすでに征服して休息中でした。約束の地も乳と蜜とに溢れ豊かな地でしたが、ヨルダン川の東の地も家畜を飼うのに適していて、休息の地でした。その休息を終えて、水かさの増しているヨルダン川を渡らなければなりませんでした。主にあるリーダーシップとは、神さまのみことばに対する信仰と確信を持って、その通りに準備し、実践に移すことです。
①神さまのみことばと神さまのビジョンを民に知らせ
②民がそのみことばを信頼できるように教え
③しっかり自分たちで備えられるように民を整えていくことです。
そのために、みことばを語るメッセンジャーの霊的視力が健全であるように祈ってください。CSの先生、牧会チーム、ゴスペルディレクター、遣わされる者たちのために祈ってください。
②共同体の一致
イスラエルの民が休息していたヨルダン川の東、エモリ人が住んでいた土地はすでにモーセによって勝ち取られていました。そこに、ルベン族、ガド族、そしてマナセの半部族が、その土地を所有する権利もあたえられていました(民数記32:16~25)。
しかしそこからヨルダン川を渡り、カナンの地を勝ち取るためには共同体が一致して戦うことが必須でした。そのためヨシュアは特に、ルベン、ガド、マナセの半部族たちの連帯意識を確認する必要がありました。イスラエルの残りの民がカナンの地に定住するためには、イスラエル全体がともに働く必要がありました。だからヨシュアはどうしても民が一致して立つために、彼らがモーセと交わした約束を果たし、共同体が一丸となって取り組む必要があることを確認させます。
教会も同じように、それぞれの生活があり、与えられた役割は違いますが、神の国の働きのためには、私たちが一丸となって霊的祝福を勝ち取っていく必要があります。そこには犠牲もともないますが、だからこそ、キリストにある本物の一致を体験することができるのです。ハレルヤ!