「見渡し、歩き回る信仰 その②」信仰の父アブラハム 学び第8回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2019.03.03)より。
「創世記」信仰の父アブラハム 学び第8回
 聖書箇所:創世記 13章14節~18節

「立って、その地を縦と横に歩き回りなさい。わたしがあなたに、その地を与えるのだから。」創世記 13章17節

神さまの約束が与えられたなら、その約束を勝ち取るために、信仰による従順が求められます。
アブラムに対する神さまの命令を見ていきましょう。

「目を上げなさい」
現実を見ると、争いが起こり、愛するロトは自分から離れていきます。
これまで一緒に行動を共にしてきた、愛するロトを手放すことは悲しく、辛かったことしょう。
おそらく、アブラムは目を下げていたかもしれません。
彼は落ち込んでいたのです。
そんなアブラムに対して神さまが、「目を上げなさい」と言われるのです。
目を上げるとき、神さまが慰め、励ましてくださいます。

「見渡しなさい」
 神様はアブラムに、東西南北のすべてを見渡すように命じられました!
しばしば、私たちも目の前にある小さなことばかりを見てしまいます。
そのことにより、神さまの大きなご計画を見失ってしまうことがあります。
特に神さまの計画を見て、民を導くリーダーにはこの視点が必要です。
お祈りください。
神様は私たちが目の前のことばかり見ていることを望んでいません。
目を上げて東西南北を見渡すことを望んでおられます。

「立って」
神さまの約束を実現するためには、信仰による一歩が求められます。
その場に座り込んでいないで、神さまからの呼びかけがあったなら、信仰をもってその場から立ち上がることが必要です。
みことばに対する応答です。
つまりこれが「信仰の初め」です!

「歩き回りなさい」
ただ見渡すだけではなく、しっかりと歩き回りなさいと命じられています。
アブラムは、まだそれが自分の所有の地になっていないのに、「すでに自分の所有の地であるかのように」歩きなさい!と言われたのです。
歩き回る」それは、時には無駄に感じるときがあるかもしれません。
疲れてしまうときがあるかもしれません。
でも歩き続けなければなりません。
これが「信仰の継続」です!
約束を信じ続け、神さまの示される範囲に従って歩き回るのです!

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