「花嫁の成長」雅歌の学び 第16回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2020.01.12)より
雅歌の学び 第16回
聖書箇所:雅歌 7章10節~11節

最近、ふと思います。子供たちも成長して自立してきました。
親としては嬉しいのですが、ちょっと寂しい気もします。
「末娘だけはずっとこのままでいて欲しい」なんて思う、親バカな私です。
しかし実際ずっと成長しなかったら困りますね。
いや、そもそも子どもを自立させていくのが親の役目でもあります。
神さまも私たちの成長を願っておられます。
そして信仰の創始者であり、完成者から目を離さなければ、私たちは成長していきます。
花嫁の成長の段階をみことばから見てみましょう。

A,「私の愛する方は私のもの。私はあの方のもの。あの方はゆりの花の間で群れを飼っています。」雅歌 2章16節

B,「私は、私の愛する方のもの。私の愛する方は私のもの。あの方はゆりの花の間で群れを飼っています。」雅歌 6章3節

C,「私は、私の愛する方のもの。あの方は私を恋い慕う。さあ、私の愛する方よ。野に出て行って、ヘンナ樹の花の中で夜を過ごしましょう。」雅歌 7章10~11節

Aの段階では、花嫁にとって花婿は自分の楽しみであり、花嫁は自分の視点からでしか花婿の愛を捉えていません。どういう事かと言えば、自分の人生の中に神さまの祝福を加えようとする、自分の視点で神さまの恵みを利用している段階です(神さま、こうして下さい。神さま、これが必要です。これはいりません。)。祝福や問題ばかりに目がいく。それを解決してほしいがためのイエスさまです。

Bの段階では、順序が逆転しています。つまり、自分より花婿が中心で、自分はその次なのだと自覚します。どういう事かと言えば、神さまのみこころ(計画)が中心で、その中で生きるようにされつつある段階です。あなたの計画の中で私を祝福して下さい(自分の思いが中心ではなく、みことばが中心になり、その上で自分の歩みを整えていく。)。みこころが天でなるごとく、地でも(私のうちにも)なりますようにと。イエスさま共にいてくださいと。

Cの段階では、花嫁は完全に花婿のものであり、自分が花婿の関心の的であることを知るのです。それが、花嫁のアイデンティティーです。だってイエスさま、俺のことめっちゃ好きだし!もう何をしても、何が起こっても、神さまの平安の中で憩っている状態です。イエスさま、一緒に行こう?!神さまが私に対してすべて良いことをしてくださるという確信があるのです。

愛するみなさん、あなたは今、どの段階ですか?
成長する秘訣は、ワーシップです!
私たちに対する神さまの愛を知れば知るほど、神さまに対する愛は成熟していきます。

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