岡崎ホープチャペル発行の週報(2020.04.12)より
聖書箇所:マタイの福音書 5章10節～12節
「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから。」
幸福な人生の条件を学びながら、神の国の民とされ、神の国の祝福を約束されていることに感謝します。八福の条件とは、神の民とされた者の生き様とも言えますね。神さまの愛を知り、イエスさまの十字架の恵みを味わい、聖霊の喜びで満たされていく信仰者の歩みのステップのようなものです。
イエスさまを救い主として信じた者には、多くの祝福が伴います。罪の赦しが与えられ、神の子どもとしての特権が与えられ、永遠のいのちが与えられ、癒しが与えられ、神さまとの平和が与えられ、変わることのない希望が与えられ、聖霊による喜びが与えられ、神の家族が与えられ、愛されていることを知ります。生きる意味が与えられ、人生が変えられ、新しい性質が与えられ、その祝福を挙げるならきりがありません。しかし忘れてならないのは、私たちはイエスさまを信じることにより、「祝福だけではなく、キリストのための迫害も受ける」ということです。
幸福な人生の⑧番目の条件は、「迫害をも恐れず、義のために生きる者」のことです。
天の御国をいただいている人の紛れもない特徴の一つが、迫害を受けることなのです。イエスさまは正直です。「私を信じたら、何もかもうまく行く。いやなことなどなくなる」とは言われません。それはサタンの言うことです。
「今度は悪魔は、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて、言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」マタイの福音書 4章8～9節
「あなたがたは、キリストのために、キリストを信じる信仰だけでなく、キリストのための苦しみをも賜ったのです。」ピリピ人への手紙 1章29節
みことばは、真実です。キリストのための苦しみを私たちは通ります。それは賜物であり、神さまだけにより頼むため、主の道を知るためでもあります。私たちは弱い者であり、自分の力では到底迫害に耐えて福音のために生きることなんてできる者ではありませんが、私たちの中に住んでおられる聖霊の力により、私たちは進むことができるのです。その人には、天の御国の喜びと平安が注がれているから。アーメン！