「神の主権を認める」使徒の働き 学び第19回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2020.09.06)より
聖書箇所:使徒の働き 9章23節~31節

「ところが、バルナバは彼を引き受けて、使徒たちのところへ連れて行き、彼がダマスコへ行く途中で主を見た様子や、主が彼に向かって語られたこと、また彼がダマスコでイエスの御名を大胆に宣べた様子などを彼らに説明した。
それからサウロは、エルサレムで弟子たちとともにいて自由に出はいりし、主の御名によって大胆に語った。」使徒の働き 9章27~28節

ひとりの働き人が建て上げられるためには、数多くの助け手と祈りが必要とされます。サウロもまた同じであります。そのひとりがアナニヤでした。神さまはサウロを教会を建て上げる働き人して用いるために選びましたが、しかし同時に神さまはアナニヤを、サウロを導くための触媒として用いました。

そしてもうひとりがバルナバです。バルナバはサウロの身元引受け人、保証人として彼の働きをサポートします。

自分たちに害を及ぼした人を、迎え入れるということは、そうそう簡単なことではありません。しかしバルナバは、サウロを受け入れます。バルナバはどうして、教会を滅ぼそうとしていた人のことばを信頼できたのでしょうか?

それはバルナバが、恵みによる神さまの選びと召しにより頼んだからです。変えられたサウロの中に、神さまが生きて働かれることを認めたからです。「神さまの主権を認める」これが初代教会の成長の力です。

ダマスコで、サウロを危険から助け出したのも聖徒たちであった。

彼らはサウロを城壁からかごに乗せて降ろし、脱出させます。サウロは信仰の兄弟姉妹たちの助けによって危機から逃れることができました。私たちにとって、この共同体がいかに重要であるかが教えられます。

バルナバによってサウロは、エルサレムの弟子たちと霊的な交わりを持つことができました。その共同体に自由に出入りして、こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤの全地に増え広がります。慰めの子バルナバを通して、また神さまの主権を正しく受け入れる誠実な教会を通して、サウロは伝道者として建て上げられていきます。

ホープファミリーもキリストの愛によってお互いを受け入れ、霊的交わりを持って仕えましょう。その共同体は、必ず神さまの主権のもとに建て上げられていくと信じます。ハレルヤ!

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