岡崎ホープチャペル発行の週報(2023.7.30)より
聖書箇所:ルカの福音書 11章37節〜54節
6つのわざわい(表裏不一致)
今日の箇所は、6つのわざわいと言われる箇所です。パリサイ人、律法の専門家たちに対して、外見や表面上は立派に律法を順守しているように見せかけますが、内面は強欲と邪悪で満ちていると、イエスさまが厳しく戒めている場面です。表と裏が一致しない、外面と内面が一致しない“表裏不一致”に対して、イエスさまが激しく糾弾しています。
そもそも事のきっかけは、食事のきよめのしきたりです。イエスさまは手を洗うことはされませんでしたが、きよいお方でした。しかし、形式やうわべだけを重視する人は、しきたりを守らないことを批判し、すぐに罪に定めます。それは、外見のきよさに囚われているからです。そんなパリサイ人たちに対して言われた「6つのわざわい(表裏不一致)」を確認しつつ、私たちの信仰の歩みにもそのような形式にとらわれていることがないか、確認してみましょう。
ミント、うん香などの香辛料まで、徹底的に十分の一をささげていることに誇りを持っている。しかし、彼らは人々に対して愛を注がず、神さまに対する愛も失っていた。一番重要なことがおろそかになっていた。
地位や名声を好む生き方です。それが彼らのアイディンティティでした。
罪人との接触によって自分が汚れると思い上がっているが、彼らの行為も知らないうちに人々を汚れさせていると。良きサマリヤ人のたとえのようです。
自分の重荷は押し付け、人の重荷は負おうとしない。
それにより、イエスさまの血が流されることになる。
それは「知識の鍵」を取り上げているということなのだと。
私たちも聖霊さまによって、裏表のない純真な心へときよめられることを切に求めていきましょう。ハレルヤ!