人生は預かりものです

信望愛(Okazaki Hope Chapel Monthly Bulletin)2021年4月号より

「主人は彼に言った。『よくやった。良い忠実なしもべだ。おまえはわずかな物に忠実だったから、多くの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』」
マタイ 25:21

あなたの人生に対する価値観が、あなたの生き方の方向性を決めていくことになります。
●例えば、人生は楽しむこと… 一度きりの人生を楽しまないと。
●例えば、人生は切り開くもの… 何ごとにもチャレンジする人生。
●例えば、人生は何かをやり遂げること… 成功を掴むために戦う人生。
●例えば、人生は苦しみばかり… 苦しみに耐え続ける人生。
●例えば、人生に意味を見出せない… 何をするにもやる気は出てきません。
これらの価値観は、どれも神さま抜きの価値観です。

私たちの人生における時間も、才能などの賜物もすべて、神さまから大切に管理するように与えられている預かりものです。あなたのいのちさえ、あなた自身のものではありません。
私たちが所有していると思っているものはみな(あなたが稼いだお金さえ)、この地上にいるわずかな間、神さまから大切に管理するように預かっているにすぎません。私たちはその預かりものをどのように運用するかを任せられているのです。

今月のみことば。
神さまは、この地上で与えられるすべての物に関して、あなたが忠実に管理することを願っておられます。ここで注目するのは、タラントをどれだけ持っているかではなく、それをどのように使うかです。1タラント預かった彼は、本当の福音を知らなかった。神さまの愛を知らなかった。だから恐れがありました。もっと言うならば、神さまの視点から自分を見ることができませんでした。自分に対する低いアイデンティティ、自分の視点で、この世の視点で自分を見てしまうのです。
逆に、2人の忠実なしもべは、神さまの視点から自分を見ていました。失敗もするし、弱さもある。もしかしたら預かっているものを失ってしまうかもしれない。でも彼らは、それらを使うことを選びます。なぜなら、神さまは良いお方であることを知っているからです!
私たちは失敗をし、試練を通ることによって成長し、神さまに信頼することを学んでいきます。神さまを信頼するということは、神さまの愛を知ることでもあります。神さまが私たちにすべてのものを任せて預けられた、神さまの心は一つです。それは私たちが神さまの愛を知り生きることです。
神さまから預かっているものを大胆に運用しましょう。
ハレルヤ!

牧師 佐藤耕二

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