「私たちの戦い方」2コリント学び第15回

「コリント人への手紙第2」学び 第15回(2018.11.11)
 聖書箇所:コリント人への手紙第2 10章1節~11節

「私たちは肉にあって歩んではいても、肉に従って戦ってはいません。」
 聖書箇所:コリント人への手紙第2 10章3節

①勇敢である
パウロは、福音が全世界に伝えられるために大きな役割を果たした、偉大な使徒でした。
しかしそんなパウロにも、彼に対する誹謗中傷や、濡れ衣を着せられることがありました。
パウロの外見と言葉遣いに対して、コリント教会の中に低い評価を下す者たちがいました。
しかしパウロは、人々の評価に生きる人ではありませんでした。
それは自分がイエスさまに属し、イエスさまが自分を立てて召してくださったと確信があるので、その使命を遂行することができたのです。
世の与える自己主張ではなく、イエスさまからあたえられる自己肯定感を持っていました。

②私たちの戦い方
パウロは、そのような霊的戦いにおいてどのように戦うか教えてくれます。
私たちも、私たちに与えられた神の武具を正しく用いて戦わなくてはいけません。
肉で戦ってくる人に対して肉で対抗するなら、彼らの戦いに巻き込まれるだけです。
それでは勝算はありません。
なぜなら、肉の武器は肉的な人々の方がうまく使えるからです。

私たちの武器は、神の力です!この世の知恵や力、方法ではありません。
神の民は、神の力によって霊的に戦います。
その武具は、みことばと祈り、ワーシップです!
神さまが与えてくださったみことばと祈りは、この世のすべてのはかりごとと高慢を打ち砕きます。
そしてキリストに属する者へと変えてくださるのです。

③倒すためではなく、建て上げるために。
8節。私たちの戦いは相手を倒すためではなく、建て上げるためです。
自分を高めるためではなく、相手が神さまに立ち返るためです。
それは、うわべだけでは見ることができません。
うわべだけなら、人に気に入られたいし、傷ついているから同情したり、甘やかすことばしか出てきません。
聖徒たちをしっかり立たせるという目標を見失わないパウロの姿を通して、私たちも神の愛に立つ姿勢を学びます。

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