「主に推薦される人①」2コリント学び第16回

「コリント人への手紙第2」学び 第16回(2018.11.18)
 聖書箇所:コリント人への手紙第2 10章12節~18節

「自分で自分を推薦する人でなく、主に推薦される人こそ、受け入れられる人です。」18節

神さまに用いられやすい器として、神さまのお気に入りの器として、神さまに推薦される器として、私たちが整えられることは大切ですね。
私たちが、神さまに仕える者として整えられるために大切なことを学んでみましょう。

①人と比較しない。
パウロのように、私たちも神さまに受け入れられることが、すべての基準でなければいけません。
イエスさまも、人々から認められようとしたのではありませんでした。
私たちの弱さの一つは、人に認めてもらいたい!という動機です。
世の中の評価、世の中のブランド、価値、世の中の成功法が基準になりやすいです。
だから、人と比較して自分を誇る。自己推薦する。だれかと自分を同列に置こうとする(12節)

神の国の法則では、人と比較して自分を推薦することは、何のメリットもありません。
世の価値を基準にして自分を推薦しても、神さまとは、なんの関係もありません。
神さまの基準で受け入れられることが一番の成功です!

②他人の労苦を誇らない。
自分がした労苦は、なぜか他の人の労苦より大きく思えるものですね。
自分ばかりがつらい思いをしているような気になる。
また、自分の武勇伝を誇りたくなる。
私たちの弱さの一つは、自分を誇りたくなることです。
そのために自分の働きを過大評価したがります。
他人の労苦を自分のことのように誇ってしまうことがありますよね。
パウロが言いたいのはこの事です。
「私たちは、自分の限度を越えてほかの人の働きを誇ることはしません。」15節。

気づかないうちに、他の人の労苦を横取りするような者になってはなりません。
人々に見せるためではなく、隠れた所で見ておられる神さまの前に敬虔でありましょう!
人目につく所ではなく、人々の気づかない所で、地ではなく天の報いを受け取る者でありたいと願います。

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