「見渡し、歩き回る信仰 その①」信仰の父アブラハム 学び第7回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2019.02.24)より。
「創世記」信仰の父アブラハム 学び第7回
聖書箇所:創世記 13章14節~18節

「わたしは、あなたが見渡しているこの地全部を、永久にあなたとあなたの子孫とに与えよう。」
聖書箇所:創世記13章15節

「ロトがアブラムと別れて後」
ロトは、目を上げてヨルダンの低地全体を見渡しました。
彼は、初めからカナンの地を見るのではなく物質的な欲望の目でヨルダンの低地を「選び取り」、「移動し」、ソドムの近くにまで「天幕を張り」ます(13章11節~12節)。
ロトは、それらの街の繁栄に心を奪われ、次第にその生活様式によって大きな影響を受けていきました。
やがてロトはソドムに住むようになり、ついに「ソドムの門のところにすわる」ようになっていました(19章1節)。
つまり、ソドムの町の中における権力や地位を得るようになったのです。

アブラムはロトとは違い、信仰の目を上げてカナンの地全体を見渡しました。
アブラムの生涯をたどってみると、彼の人生の節目節目に、神さまの命令と約束が繰り返され、その約束がより新たに、明瞭にされていくことが分かります。

ここで神さまの約束の内容が少しずつ具体化されていきます。

a,「約束の地」の範囲が具体化されます。「あなたの見渡している地全部」を与えると。
b,また「与えられる」期間が保障されます。「永遠に」与えると。
c,また「受け継ぐ子孫」の数も約束されます。「地のちりのように」なると。

神さまの約束が与えられる時、私たちの歩みは揺るぎない確信へと変えられていきます。
神さまの約束、みことばをしっかり握りましょう!
みことばが、あなたを救います。
神さまは、私たちの人生の節目節目に神さまご自身の約束を確認し、その内容をより明確に、より豊かにしてくださいます。
新しいシーズンには神さまの語りかけが必ずあります。
祈りの中で、神さまとの交わりの中で、その語りかけを受けとりましょう。
いつも神さまの約束と命令に敏感でありたいですね。
そしてみことばを握って、あなたの成すべきフィールドを見渡しましょう!

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