岡崎ホープチャペル発行の週報(2020.05.10)より
聖書箇所:使徒の働き 1章12節~26節
「この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。そのころ、百二十名ほどの兄弟たちが集まっていたが、ペテロはその中に立ってこう言った。」使徒の働き 1章14~15節
お題:あなたが何か大きなイベントを開催することになりました。まずあなたは何を準備しますか?
父の約束の聖霊が臨まれるとき、私たちは力を受け、新しいいのちの喜びが与えられます。神さまは、すべての人々に聖霊が臨まれることを願っています。そのために教会は準備する必要があります。弟子たちもエルサレムに集まって、聖霊降臨(神の国)のための備えをしました。その備えを見ていきましょう。
①そこには、百二十人ほどの兄弟たちが集まって祈りに専念していました。
私の大好きな時間のひとつに、祈り会があります。神さまの臨在の中で、神の家族と共に集まり、心を合わせ祈ることは格別の喜びです。これから成される神さまの御業に期待しつつ、またすでに祈りに応えられた神さまの真実を分かち合う時でもあります。祈れることは恵みです。祈りの中で静まり、神さまのみことばから平安を受けることは、私たちに与えられた特権です。すべての働きの前に、祈りに専念すること。この祈りの備えが教会には必要不可欠です。
②もう一つの準備は、ユダの代わりに新たな使徒を立てることでした。
神さまは、教会の誕生のためにペテロだけを備えたのではなく、チームを備えられました。ユダが抜けたことで11人になった弟子の中に、代わりのリーダーを立てます。なぜなら、イエスさまの復活を共に証しするためには、チームが必要だったからです。以前の弟子たちは、誰が一番偉いのか、また誰が高い地位に着くべきかと争っていました。そんなライバル意識が、イエスさまの十字架によって取り除けられ、主にある一致が与えられていきます。神さまの祝福が注がれていくためには、神の家族のチームワークが必要です。そこに聖霊さまは働かれます。
そのチームの条件は、「いつも私たちと行動をともにした者」そして「イエスさまの復活の証人である」ことです。教会は、共に苦しみ、共に喜び、共にイエスさまの恵みを味わっていくことによって建て上げられていくものです。それが神の家族であり、神の国を待ち望む準備された教会です!
ハレルヤ。