「コリント人への手紙第2」学び 第21回(2018.12.23)
聖書箇所:コリント人への手紙第2 13章1節~10節
「私たちは、真理に逆らっては何をすることもできず、真理のためなら、何でもできるのです。」13章8節
コリント人への手紙には、教会に対するパウロの熱い愛、怒り、悲しさ、喜びなどがつづられています。
教会には、いつも良いことばかりが起こるのではありません。問題や痛みも通ります。
しかし、どんなことが起こっても、真理のみことばは変わらず、その真理はただ一つ、イエスさまだけが救いの道であるということです。
真理とは、「必ずそうなり、いつでも、どこでも、だれに対してもそうであり、かつ、決して変わらない永遠の事柄です。」私たちが「真理」をいくら求めても、私たちでは真理に行き着くことはありません。
真理をあかしするためにこの世に来られたイエスさまだけが真理だからです。
「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければだれひとり父のみもとに来ることはできません。」(ヨハネ14:6)
「わたしが真理です」とは、わたしの言うこと、なすことすべてが間違いのない本物であるという宣言です。
これまで、たくさんの人から騙されてきた経験のある人は、もう騙されないぞと心のどこかでいつも構えています。
この世は「偽りの父」(つまり、悪魔のこと)が支配しています。
偽りの父は人を騙す超天才的な存在なのです。
真理に対して、「神は本当に言われたのですか。これを食べても死にません。これを食べるとあなたがたは神のようになれるのです。」と偽ります。
嘘から不信へ、不信から神さまとの真実なかかわりを断ち切っていくのが「偽りの父」の策略です。
こうした「偽りの父」の策略、彼の嘘を見破るのは、本物を知ることしかありません。
本物を知っている人は偽物に騙されません。
「偽りの父」か、「真実の父」か、そのいずれしかこの世には存在しないのです。
真理を知った者は、真理のために生きる者とされます!
偽りには興味がなくなります。
真理のためなら、何でもできるように変えられます。
自分自身は弱くても、イエスさまと同じ道を選ぶことが喜びとなるのです。
ハレルヤ!!!