「時を悟る者」創世記マスタープラン 学び第9回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2021.04.25)より
聖書箇所:創世記 1章14節~19節

神は仰せられた。「光る物が天の大空にあれ。昼と夜を分けよ。定められた時々のため、日と年のためのしるしとなれ。」

第一日から第三日までの創造は静的世界の創造であるのに対して、第四から第六日までの創造は、その中にいのちのあるものが満たされていく動的世界の創造です。器が先に造られ、その後にその器を満たすものが造られていきます。言い換えるなら、舞台が整えられ、役者たちが登場して来るのです。すべての被造物は神さまのシャカイナ・グローリーの中で形造られますが、その中で天の大空にあって「光る物」が造られます。その光るものには、役割がありました。それは「定められた時々のため、日と年のためのしるしとなる」ことです。これはどういうことでしょうか。ここで言う「しるし」とは、季節の変化としての「しるし」でもありますが、「神の定められた時のしるし」のためであり、つまり、神さまのご計画を示す「時のしるし」ということでもあります。その時のしるしを見分けるために、「光る物」が天に置かれているということなのです。

「定められた時々」と訳されたことばは「一定の時、例祭、季節」を意味します。

神さまの定めた季節、例祭には、神さまの変わらないご計画(マスタープラン)が啓示されているのです。したがって、クリスチャンにとってもそれを知ることは重要なことですね。そして大切なことは、祭りは他の日とは区別された日だということです。これらの年ごとに繰り返される主の例祭、過越の祭り、種なしパンの祭り、初穂の祭り、七週の祭り、ラッパの祭り、大贖罪日、仮庵の祭りには、イエスさまの初臨と聖霊降臨、イエスさまの再臨という神さまの隠されたご計画が啓示されています。このしるしをを見ながら、神さまの時を悟る必要があります。

「日のため」とは
「安息日」を中心とする7日間の周期。六日間と7日目の聖別のしるしです。

「年のため」とは
7年の終わりごとに訪れる負債の免除と、50年ごとに訪れる「ヨベルの年」のしるしでもあります。

「光る物」は、それらを示すしるしとなります。イエスさまがいつ来られるかは私たちにはわかりません。いや、知る必要もありません。しかし、私たちも時を悟る者として、神さまの計画を見張りながら主が来られるのを待ち望む者でありましょう!パウロは異邦人の時が満ちる時、異邦人のリバイバルを見ながら、ユダヤ人の回心・救いの時を待ち望んでいました。それがイエスさまが来られる条件だからです。
ハレルヤ!

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