「主にゆだねられた教会」使徒の働き 学び第27回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2020.11.01)より
聖書箇所:使徒の働き 14章19節~28節

弟子たちの心を強め、この信仰にしっかりとどまるように勧め、「私たちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なければならない」と言った。
また、彼らのために教会ごとに長老たちを選び、断食をして祈って後、彼らをその信じていた主にゆだねた。
」使徒の働き 14章22節~23節

①弟子たちの心を強めた。

第1次伝道旅行の締めくくりにあたって、パウロとバルナバは自分たちが伝道した地域を再び訪問し、そこに建てられた教会を励まし、フォローアップし、帰路に着きます。パウロとバルナバは、自分たちが福音を伝えたことによって建てられた教会を、いつも気にかけていた。死んだと思われるほどの傷を負ったのに、彼は立ち上がりその町にまた入っていきます。自分たちを石打ちにした町々へと再び戻ります。なぜなら、彼らが堅く信仰に立つために、励ましが必要だったからです。そして、信仰にとどまるためには多くの苦しみを通らなければならないことを伝えた。福音に生きることはただ楽しいだけの歩みではなく、厳しさも伝える必要があった。

②教会の指導者として長老を立てた。

パウロとバルナバによって建てられた教会は、まだ幼子のような教会でした。彼らのために断食して祈る中で、長老を選び、立たせた。イエスさまの心をもって教会を愛する指導者を立てる必要があった。それは救われた人々がキリストの弟子として成長するために、そしてさらに伝道がなされていくためである。そのことは、彼らがパウロとバルナバに依存することでは成し遂げられません。彼らが自分たちの足でしっかり立ち、信仰に立たなければなりません。成長とは、自立していくことであります。教会のリーダーの役割は、時にはビジョンを見せ民を引っ張っていく働きもありますが、兄弟姉妹が自分で立てるように助ける存在でもあります。

③教会を主にゆだねた。

教会を主にゆだねた!これがすべてですね。パウロとバルナバは、教会を自分たちの支配の中に置いたのではなく、彼らを主にゆだねたのです。親が子どもの面倒をいつまでも見ることはできないし、そうするべきでもありません。親の役割は限られています。親の手の届かない所で子どもたちを守ってくださるのは神さまであられます。パウロとバルナバは、神さまに信頼し、信仰によって神さまに教会をゆだねました。今はまだ弱く見えるかもしれない指導者を支え、教会を導いていけるようにして下さる神さまに期待しゆだねるのです。ハレルヤ!

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