詩篇34篇の黙想「信仰(恵み)による意志」

岡崎ホープチャペル発行の週報(2022.3.13)より
聖書箇所:詩篇34篇 1節~7節

「私はあらゆるときに 主をほめたたえる。私の口には いつも主への賛美がある。
 私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。」
詩篇34篇1節~2節

人生は出会いの連続であり、出会いによって人は変わると言われます。友人、先生、同僚、先輩たち。同じように、私たちクリスチャンの人生はイエスさまとの出会って、全く新しいものと変えられます。私たちは、自分の努力や行い、また「我慢」によって一生懸命変わろうとします。その行為によって、私たちは神さまに近づこうとします。しかしその生き方には限界があり、それでは、なかなか変わることはできません。私たちの「意思による信仰」は弱いし、私たちの意思はいつも信仰的ではありません。私たちの意思は、賛美したくないとき、忠実になりたくないとき、好き勝手やりたいときがあり、私たちの意思は感情によって振り回されます。

私たちに必要なものは「信仰(恵み)による意志」です。

神さまの恵みにより、神さまの愛が心に刻まれるとき生きて働く信仰です。その喜び、赦された感謝から与えられる意志が私たちを新しく創り変えてくれます。イエスさまの十字架の恵みがあなたのうちに留まるとき、私たちは変えられていくのです。「恵み」によらなければ誰一人、自分の人生は変えられないのです。
先週、あるカップルにプチ結婚セミナーをしました。愛は感情ではないよ。感情だけの恋愛ならすぐ壊れるし、結婚しても続かないよ。愛は感情ではなく意思だよ。いつも愛するってことをお互いに選び取り、契約することだよ。そして自分を愛せないなら、大切な人も愛せないよ。だから、そのために神さまの愛を受け取ることがどうしても重要なんだよと。。。

クリスチャン生活も同じです。

神さまの愛を知らないなら、イエスさまと本質的に出会っていないなら、ワーシップの喜び、神さまを愛することはわかりません。しかし、聖霊さまによってイエスさまの恵みと、父なる神の愛が私たちが心の板に刻まれるとき、その喜びは尽きることなく溢れ、私たちの口に賛美が与えられます。そして、あらゆるときに感謝をもって主をほめたたえることが選択できるのです。あなたの中に神さまの愛が全うされるなら、あなたの歩みは変わります。そして、その神さまの愛はすでに「完成」しているのです。ハレルヤ!

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