「新しい創造」伝道者の書:学び第2回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2022.11.20)より
聖書箇所:伝道者の書 1章4節〜11節

「昔あったものは、これからもあり、かつて起こったことは、これからも起こる。日の下には新しいものは一つもない。」
伝道者の書 1章9節

この伝道者の書は、神さま無しに生きる人生のはかなさに満ちています。しかし、キリストを知り「福音の視点」からこの書簡を読み解くなら、そこにイエスさまにあるいのちが満ちています。さぁ、今日もその豊かさを味わいましょう。

コヘレトのむなしさは、この地上での人生のことしか見えていない短絡的な価値観です。

そこには「新しいものは何もなく」万物の営みが繰り返されているだけだと言います。また「新しい発見」を見つけたと思っても、それはすでに以前からあったものが明らかにされただけにすぎないと。昔のことも、これからのことも何も変わらない。「日の下には新しいものは一つもない」「新しいことは何も起こらない」。空しく循環しているだけ。これがコへレトの言う「空」の一つです。

みなさんの日々はどうでしょうか?あなたの営みに「新しい」ことがありますか?日々の生活に新しさを感じていますか?毎日同じことの繰り返しで、新しいことなんて何もないと感じていますか。日の下にある「空しさ」に打ち勝つためには、神さまの永遠の計画にある「新しさ=回復」又は神さまの永遠の計画のうちにある「完成」に目が開かれる必要があります。

福音の視点から見るなら、私たちの新しさはキリストにあって再創造されることです。

「だれでもキリストの内にあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」
コリント人への手紙第二 5章17節

誰でもキリストの内にあるなら、日々「新しさ」の内にあるのです!私たちがイエスさまの十字架を見上げるとき、あなたの内に「今日」も新しい創造が始まります。その喜びは日々新しくなります。昨日までの喜びの残りではなく、今日の新しい喜びです。さっき礼拝してイエスさまの十字架に感動したのに、また夜のリハや祈り会で新しいイエスさまの十字架に感動するのです!

「主はこの口に授けてくださった。新しい歌を 私たちの神への賛美を。多くの者は見て恐れ 主に信頼するだろう。」
詩篇 40篇3節

主を賛美することは新しくされた者の特権です!主に信頼しているからです。新しい創造が、今日もこの口に与えられていることを感謝しましょう。ハレルヤ!

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