「塩気の効いた弟子となる」ルカの黙想:学び第33回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2023.9.24)より
聖書箇所:ルカの福音書 14章 25節〜35節

「塩は良いものです。しかし、もし塩が塩気をなくしたら、何によってそれに味をつけるのでしょうか。」
ルカの福音書 14章34節

塩気の効いたイエスさまの弟子となるためには、何が必要でしょうか?3つのことを確認してみましょう。

①犠牲を覚悟しなければいけないこと。

イエスさまを信じ、天の御国を目指す歩みには多くの誘惑やサタンとの戦いがあります。山を越え、険しい谷を通ることもあります。そのために私たちは覚悟しなければならないことがあります。その一つが、犠牲を負うことです。自分に都合の良いことばかり求めるのではなくて、人々を愛するゆえに、イエスさまが十字架を背負って歩まれたカルバリの道を、私たちも負う覚悟が必要です。え〜っ、そんなの無理〜って思う方、安心してください。あなたひとりで負うのではなく、イエスさまも共に、いやほとんどイエスさまが負ってくださいます。それが主に信頼する者に注がれる特別な祝福であり、キリストの弟子の道です。

②霊的な備えをしっかりすること。

主の弟子として生きるためには霊的戦いに備え、しっかり準備をする必要があります。戦いのためには相手の戦力や武器に対抗できるように、こちらもしっかり武装する必要があります。イエスさまは「まず座って」じっくり計算する必要があると言います。無計画で出たとこ勝負しないといけない時もありますが、それは普段の備えができているから勝負になるのです。あなたがイエスさまに従うためには何が必要で、何がいらないのか計算してみると良いでしょう。神さまがしてくださることと、私たちがすべきことをきちんと理解してイエスさまに応答していくのが弟子の道です。

③使命を忘れないこと。

サタンの策略は私たちを神さまから引き離すことです。いつも私たちは、弟子としての使命を忘れないように心を見張っていましょう。使命をもって世に出ていくとき、神さまご自身が私たちを紹介し、必要な場所に遣わしてくれます。それが塩味のきいた弟子の生き方です。使命を見失ってはいけません。あなたに与えられている役割が必ずあります。そしてそれは、あなたが喜んで従うことのできる働きなのです。どんな小さな働きでもそこに喜びがあるなら、もう弟子の道は開かれています。ハレルヤ!

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