「あなたの前に立ちはだかる者はいない。」ヨシュア記の学び 第2回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2024.4.14)より
聖書箇所:ヨシュア記 1章 1節〜9節

「あなたの一生の間、だれ一人としてあなたの前に立ちはだかる者はいない。わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいる。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」
ヨシュア記 1章5節

モーセは死にましたが

「わたしは、あなたとともにいるよ!あなたがたをエジプトから救い、荒野を導いて来たのはモーセではなく、わたしだよ」と主が語られます。なんという励ましでしょうか。

モーセの死後、ヨシュアと民たちの不安はどれほど大きかったでしょうか。40年間も、荒野の生活を導いた偉大な指導者が去り、敵だらけの見知らぬ土地に入っていって戦うということは、400年もの間奴隷だった彼らには、あまりにも困難に思えることでした。彼らのアイデンティティはまだ低く、自分たちはいなごのようだと思えてしまうこともあったでしょう。しかし、神さまの選びと導きは変わることがありません。モーセを導いてきたのも、これから次世代を導くのも、そして私たちを導かれるのも、永遠に変わらない神さまです。ハレルヤ。

その主が言われます。「誰もあなたの前に立ちはだかる者はいない」

それは、この戦いが、主の戦いだからです。この約束の地の勝利は、私たちの力や努力ではなく、神さまにかかっているからです。私たちが握っている希望も、イエスさまの十字架にかかっています。もう、すでにこの戦いは勝利しているから、その勝利を信仰によって自分のものにしていくのが約束の地の歩みです。

強くあれ、雄々しくあれ。

神さまはヨシュアに「強く、雄々しくありなさい」と命じられます。これからイスラエルの民は背の高いアナク人たちや、大きく堅固な城壁で囲まれた要塞を勝ち取っていくことになります。

そのために必要なことは、ただ信仰により雄々しくあることです。ただみことばに立つだけです。神さまの約束を握っていることが、私たちが一歩踏み出して前進していく力となります。クリスチャンの歩みとは、すでに与えられている神さまの約束を、信仰によって確実なものとして所有していく歩みであります。私たちには失敗や試練もありますが、恐れないでください。そのことを通して、実際に、神さまの愛を自分のものとして私たちは勝ち取っていくのです!ハレルヤ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする