「四十日間セミナー」使徒の働き 学び第1回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2020.05.03)より
聖書箇所:使徒の働き 1章1節~8節

「イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。」使徒の働き 1章3節

Q. あなたが今一番学びたい、受けたいセミナーは?(水曜礼拝でのお題)
まず最初に、イエスが復活されてから昇天されるまでに、なぜ四十日を必要とされたのでしょうか。それは、弟子たちがこれから新しい働きをしていくために必要な期間でした。分かりやすく言うなら40日間、イエスさまによって「特別神の国セミナー」を受けることができました。これは考えてみるとすごい恵みですね。弟子たちはこの交わりによってイエスさまから「神の国」について多くのことを教えられ学んだはずです。すでに弟子たちは三年間、イエスさまとともに生活した経験があります。その上で、イエスさまの十字架と復活を経験したあとで、この40日間の学びはどれほどの恵みだったでしょうか。

イエスさまは、40日間「神の国」について教えました。その内容は、父の約束、みことばの預言の成就を繰り返し語られたことでしょう。そしてそれは後に来る「神の国」についての成就でした。イエスが「もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受ける」と言われた時に、一緒に集まっていた弟子たちは、それは「イスラエルの復興(回復)」の時が来るのだと考え、「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか」と熱心に尋ねました。それは「イスラエルの回復」と「聖霊が与えられる」ことは、ワンセットの預言だからです。(エゼキエル11章17節~20節)

最終的な「神の国の到来」は、父なる神さまの権威の中にあります。しかし、聖霊さまが臨むことにより神の国の働きはスタートしました。

使徒の働きとは、聖霊の働きによって神の国が建て上げられていく神さまの計画です。教会がイエスさまの証人として歩むためにどうしても必要なことは、聖霊に満たされることです。それが使徒の働きの核心です。神さまの臨在が「神の国」だからです。私たちが地の果てにまで福音を伝える者とされたのは、聖霊の力によるのです。ハレルヤ!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする