「御霊なる主の働き」その① 2コリント学び第4回

「コリント人への手紙第2」学び 第4回(2018.08.26)
聖書箇所 2コリント 3章12節~18節

「主は御霊です。そして、主の御霊のあるところには自由があります。私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」
聖書箇所:コリント人への手紙第2 3章17節~18節

①「御霊のあるところには自由があります。
「自由」というと、何か縛りがないとか、好き勝手に何でもしていいと考える人がいます。
ここでパウロが言いたい自由とは、そういうことではありません。
彼が言いたい自由とは、「おおいが取り除かれること」です。
では、そのおおいが取り除かれるとはどういうことでしょう?

a. 霊的な無知から自由にされること。

イエスさまを信じて救われると、聖霊さまが与えられるので、神さまが語られたことの意味を悟ることができるようになります。
聖霊によって新しく生まれ変わると、それまでには理解できなかったみことばも、はっきり理解できるようになっていきます。
聖霊によって、知性も新しくされるからです!

フロントラインのオーディションでの話。
生徒に質問します。「何で佐藤牧師がいつもぶれないで福音を語ることが出来るのか?」。
曰く、「それは、みことばに対する確信もそうですが、その確信を持てる理論を知っているからだ。」と。
音楽理論も同じだと。自由にピアノを弾くためには、こうなったらこう!という理論を知っている必要があります。
私たちが霊的に自由になるためには、知性・理論も必要です。

b. かたくなな意思から自由にされること。

罪人の心はかたくなで、自分でどんなに変えようと思ってもできません。
憎しみや赦せない感情が心に湧くと、それをなかなか治めることができません。
でも聖霊によって新しく生まれ変わると、神さまは、私たちの石のような(かたくなな)心を取り除き、肉の心 (いのちに満ちた心)を与えてくださるのです!
「わたしは彼らに一つの心を与える。すなわち、わたしはあなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしは彼らのからだから石の心を取り除き、彼らに肉の心を与える。」(聖書箇所:エゼキエル書11章19節)
まさに聖霊さまの働きですね。ハレルヤ!

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