エリシャのミニストリー③旧約人物伝 第32回

Ⅱ列王記
旧約聖書 人物伝 第32回(2018.01.28)

エリシャに見る聖霊の働き

師匠エリヤとの別れの際にエリシャは、「エリヤの霊の二つ分」を求めました。
それはエリヤに与えられた2倍の霊的祝福を意味し、エリシャは大胆にこれを求めたのです。
神はこれを喜び、エリシャに2倍の祝福が与えられ、エリヤの霊は継承されました。
預言者エリヤはバアル信仰に真っ向から挑み戦い、孤独の預言者として主の言葉を語りました。
エリシャは、このような真っ向からの対決の場面はあまりありませんでしたが、周囲の人々の必要にこまやかに応え、また国家レベルの事柄にも介入しました(ナアマンの癒し、イスラエルの勝利)。
その業は油を増やすこと、少ない食料で大勢を養うこと、死んだ子供を生かすこと、ツァラアトを癒すことなど、エリヤと共通する要素が多く見られ、それらはイエス様の御業とも相通じるものです。
エリヤによって敷かれた霊的路線が継承され、エリシャによってそれが神の恵みの中で完全に成就したのです。

神の御業の原動力はまさに御霊にあります。

御父の意志は御子に継承され、御子の成し遂げられたこととみことばは、御霊によって私たちの内に証しされるのです!(ヨハネ16:12-15)
聖霊様が、天のお父さんとイエス様の心を、実際に私たちの心に刻んで下さるのです!
御霊を得るときに、神様のすべての意志、御業、そして神ご自身を得るのです。

エリシャのように大胆に、“エリヤの霊の2つ分”を求めていきましょう!!!

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