「救い主 = Saviour」

岡崎ホープチャペル発行の週報(2021.12.19)より
聖書箇所:ルカの福音書 2章10節~11節

御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」
ルカの福音書 2章10~11節

メリークリスマス!

 世界中の人々が、心ひとつにして救い主イエスさまの誕生をお祝いできることは、何という幸いでしょう。「すべての人々に与えられる、大きな喜びの知らせ」、それが Gospel です。では、その良い知らせ、喜びの知らせとは何でしょうか?それが「今日、あなたがたのために救い主がお生まれになった」ということです。「今日」「あなたがたのために」「救い主が」「生まれた」のです。

救い主 = Saviourと聞くと、水害や災害時のレスキューを思い出しますね。災いから救い出してくださる方だと。では、イエス・キリストは、何から私たちを救い出してくださるのでしょうか?

それは、ある人にとっては「孤独からの救い」だったり、「差別、奴隷、中毒からの救い」だったりします。寂しさ、自分を理解してくれる人がいない。自分を愛してくれる人がいないという心に救いが来ます。「神が共にいてくださる」という救いです。「わたしはあなたを愛している」という救いです。またある人にとってはです。カースト、差別、アルコール、ドラッグ、ギャンブル、様々な共依存からの解放、救いです。Gospelとは喜びの知らせだけではなく、実際に鎖が解かれることです。罪の奴隷から解放されることです。

救い主イエスさまは、その罪、傷、痛みをすべて負ってくださる方です。

ワンダフルカウンセラーとして、私たちの思い、考え、痛み、すべてを知っているイエスさまはその魂を介抱してくださる方です。またイエスさまは「あなたがたに、わたしの平安を与える」と言われました。シャロームということばの中に「救い」という意味もあります。そのシャロームの中には「安らぎ」や「充足」もあります。この世が与える安心や満足ではなく、決して渇くことのない満たしです。

聖書がいう「救い」とは、

 あげればほかにもまだまだありますが、聖書がいう「救い」とは、これらのすべての要因でもある「罪」に対しての勝利です。その罪から私たちを解放するために来られたのが、救い主イエス・キリストです。救いとは、もう一度神さまと和解して、神さまの愛の中で生きることです!私たちを救うために神さまの愛が現された日が、クリスマスの良き訪れです。その喜びの知らせが、きょう、あなたのうちにありますように!ハレルヤ。

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