イエスさまが道です

信望愛2018年10月号より

イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません」
聖書箇所 ヨハネの福音書14章6節

このみことばは、イエスさまの自己紹介です。

もしあなたが、砂漠のような道のない所で「さあ、まっすぐ歩いてください。」と言われたとします。
人はまっすぐ歩いているつもりでも、少しずつ横にそれ、結局は旋回して同じ所へ戻ってくるそうです。
道がなければ、まっすぐに歩けないのです。

私は20代前半の頃、3ヶ月ほどアメリカのアリゾナ州、西部の町に住んでいました。
ある日「グランドキャニオンに行こう!」と思い立ち、片道1000キロ、往復2000キロをドライブしました。
西部劇のような360度地平線の荒野をひたすら走り続けます。
もし道がなかったらどこへ向かって走っているのか、いや、何処にいるのかさえ分かりません。
ただがむしゃらに走り、迷ってしまいます。
「道がある!」ということを本当に感謝した体験でした。

私たちの人生にも、「道」が必要です。
道がなければ、どのように生き、何のために生き、何処へ向かって生きているのかがわかりません。
イエスさまに焦点を合わせていない私の人生は、迷い、同じ所を旋回していました。
しかし、「わたしが道である」と言うイエスさまに出会い、私の人生は変わりました!

ここに本当の道がある」ことを見い出し、この道は間違ってないと確信をもって歩める人生は本当に幸いです。
その道こそ、イエスさまの十字架の道です!
私の罪、弱さ、傷、痛み、葛藤、すべてを負って十字架にかかって下さったイエスさまの十字架を見上げるとき、すべての重荷から解放されます。
皆さんの中にも道を探しておられる方がいらっしゃると思います。
ぜひ、「わたしが道です」と言われるイエス・キリストを知っていただきたいと、心から願います。

牧師 佐藤耕二

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