「福音の光と土の器」その② 2コリント学び第7回

「コリント人への手紙第2」学び 第7回(2018.09.16)
聖書箇所 2コリント 4章1節~12節

「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。」
聖書箇所:コリント人への手紙第2 4章7節

この宝」とは、言うまでもなく「この福音」=「神の臨在」のことです。
しかし、この宝を入れているのは「土の器」です。
超合金ではありません。

②土の器に入れられた宝

a. 土の器は、割れやすい。
私たちには弱さがあります。8~9節。四方八方から試練に遭うとその弱さが明らかにされますね。
土の器は崩れて、ひびが入ってきます。
しかし、そのときに、土の器の中にある素晴らしい神さまの力が現れることになります!
神さまの力があるので、私たちは窮することも、落胆することも、行きづまることも、滅ぼされることもありません。
弱さの中で私たちを助けてくださり、神の力が現され、私たちを守ってくださいます。

b. また土の器には、ほぼ価値はない。
土の器は土です。人は地のちりから造られました。
その器自体にはあまり価値はありません。
その器に入れられている宝にこそ価値があるのです!
だからパウロは、福音という宝が「土の器」に入れられていることを誇り、恥とは思いませんでした!
私にではなく、この福音に価値があるからです。
この計り知れない力」が神のものであって、私たち人という器にあるのではないということです。

私たち土の器に与えられているこの計り知れない福音の力を誇りつつ、土の器として生きるものでありたい!
自分を誇るのではなく、主を誇る者として、栄光の光を輝かせていきましょう!

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