「さあ、天を見上げなさい」信仰の父アブラハム 学び第12回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2019.03.31)より。
「創世記」信仰の父アブラハム 学び第12回
 聖書箇所:創世記 15章1節~5節

そして、彼を外に連れ出して仰せられた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。」さらに仰せられた。「あなたの子孫はこのようになる。」創世記 15章5節

1節「これらの出来事の後」
命がけで戦いに出向き、主によって大勝利を経験したアブラム。
達成感に満ち、勝利の喜びを味わったことと思います。
しかしそれと同時に、この時アブラムは肉体的な疲労と同時に、実際的な犠牲も負っていました。
そんなアブラムが何よりも強く求めていたものは、神さまからの報いです。

そのような時に、「主のことばが幻のうちにアブラムに臨み」彼を励まします。
天幕の中に閉じこもって年老いた自分を見て、サライを見て、そこに子どもができないという現実を見ては、落ち込み、希望を見ることが出来ないでいるアブラムに対して、主が言われるのです。
さあ〜。自分の殻に閉じこもっていないで、わたしの見せる広大な計画の中に出ておいで!

ときどき私たちも、神さまの約束、みことばを信じて期待しているのに前に進まないように思える時があります。
目の前の問題、人間関係、家族の救いなど、変わらない状況に目が止まってしまって、落ち込んだり、拗ねたりするがありますよね。
そのような時にこそ、私たちも、天に目を向けましょう!

自分の無力さにではなく、神さまの偉大さを見上げるのです。
星を数えることはできないでしょう。あなたの目では見えない星も無数にあるんだよ。でも、わたしのあなたに対する計画は、この様に計り知れないんだよ!

神さまは人格的な関わりをもって私たちを励ましてくださいます。
そして神さまの計画を共有して、共に働きたいと願っておられます。
私たち一人一人に神さまの計画と語りかけがあり、そして教会の新しい歩みにも神さまの計画と語りかけがあります。
さあ、私たちの最高のカウンセラーであるイエスさまと共に、その約束を見ながら主の計画の中を歩んで行きましょう。

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