「信仰による義認」その① 信仰の父アブラハム 学び第13回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2019.04.07)より。
「創世記」信仰の父アブラハム 学び第13回
 聖書箇所:創世記 15章6節~21節

「彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。」6節

神さまは、アブラムにご自身の計り知れない計画とビジョンを示されました。
神さまは、自分の愛する者と交わるように、彼を外に連れ出して、星空を見せ、「あなたから生まれ出る子孫はこのようになる。」と約束されます。
私たちの心も思いもすべて知り尽くしている神さまが、ご自分の将来の計画の一端を示し、それを共有して、共に働きたいと願っておられます。
さあ、そのことに対するアブラムの応答が一言で書かれています。
彼は主を信じた。
アブラムは、神さまの計画を見せられ、神さまの優しさに触れ、神さまの愛に触れ、それを喜びとし、信じました。
そのような神さまの人格的なかかわりを覚えて信頼したのです。
アブラムは「アーメン」と応答しました。

聖書が教える「信仰」というのは、そのような父なる神さまとの信頼関係のことです。
私たちがイエスさまを信じるとは、それによって父なる神さまとの深い愛の関係に入れられることです。
信仰とは、神さまとの関係の回復です。
神さまは、いつもその関係の回復を望んでおられる。

もう一つ、「アーメン」の大切な意味は、「同意します」という宣言です。
同意するというのは、「神さまのことばに応答し、その計画、そのビジョンを共に見て歩んでいく」という宣言です。
アブラムは、その神さまの計画に賛同し、アーメンと告白したのです。
神さまは、その告白の応答を喜ばれました。
私たちも神さまとの関係が回復し、神さまの計画に同意する者です。
アーメン!

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