「結婚。その②一体となる」創世記マスタープラン 学び第22回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2021.07.25)より
聖書箇所:創世記 2章23節~25節

人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。人とその妻は、ふたりとも裸であったが、互いに恥ずかしいと思わなかった。
創世記 2章23~25節
「それゆえ、人は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となる。」
この奥義は偉大です。私は、キリストと教会とをさして言っているのです。
エペソ人への手紙 5章31節~32節

この夫婦関係、結婚は聖書的な奥義に裏付けされるべきものです。

お互いに向き合い、神さまを愛するもの同士が一つになるのです。この夫婦関係、結婚の関係が今日、サタンによって最も激しく攻撃されているように思えます。この夫婦関係における聖書的土台が崩されていくと、神さまが願うキリストのからだを建て上げていくことが難しくなります。だから教会が結婚関係について話すことはとても重要なことです。サタンの究極的な目的は、この関係を壊すことにあるからです。なぜならそこに神さまの奥義が隠されているからです。そしてサタンが用いてくる策略が「姦淫の罪」です。この後、創世記3章に入ると、サタンがエバを誘惑し、神さまのことばに逆らうように仕向けていきます。アダムも傍にいて、それを黙って見ています。この結婚の奥義のあとにすぐ、サタンはこの関係を壊そうとして来るのです。そしてその声に聞き従う。これが「姦淫の罪」であります。パウロはそのことを分かりやすく解説してくれます。

「というのも、私は神の熱心をもって、熱心にあなたがたのことを思っているからです。私はあなたがたを、清純な処女として、ひとりの人の花嫁に定め、キリストにささげることにしたからです。しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。」
コリント人への手紙 第二 11章2~3節

結婚の奥義は偉大です。

それはイエスさまに対する純潔と同じ関係だからです。だからこそ、サタンはそれを壊そうと必死になります。ひとりの女が、男から取られたあばら骨で造り上げられたように、教会もキリストご自身から造り上げられます。女がアダムのように土からではなく、アダムの中にあるものによって造り上げられたように、教会もキリストのうちあって建て上げられなければならないのです。「一体となる」とは、もともと一つのものが、二つに分かれてまた一つになる、これがここで言う「一体」です。しかしその一体化は、最初の状態のように一つの人格、一つの存在となるということではなく、二つの人格、二つの存在でありながら、愛により結び合い「一体となる」ということです。それぞれ違った人格、存在でありながら「一つになる」のです。

それこそ奥義です!当時のユダヤ教では、律法による救いが前提でした。律法を守ることによる契約が救いの道でした。しかし、神さまの救いの計画は初めから変わりません。イエス・キリストによる十字架の贖い、それが新しい契約です。以前の関係より優先順位が上になります。ハレルヤ!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする