「いのちの木への道。その②」創世記マスタープラン 学び第36回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2021.10.31)より
聖書箇所:創世記 3章22節~24節

「こうして神は人を追放し、いのちの木への道を守るために、ケルビムと、輪を描いて回る炎の剣をエデンの園の東に置かれた。」
創世記3章24節

②ケルビムと炎の剣、唯一の道。

神さまは、ケルビムと回る炎の剣によって、いのちの木を守られます。二人を追放しただけではなく、エデンに近づけないように守ります。これも、神さまの厳しいさばきのように見えますが、しかしよく考えてみると、神さまがケルビムと炎の剣を置いたのは「いのちの木への道を守るため」!と言われているではありませんか。それは「いのちの木」がなくなったわけでも、「いのちの木への道」そのものがなくなったのでもなく、いのちの木への道は、人間のために守られており、あなたのために残されているってことです。ここにすべての人のために神さまの救いの計画があるということが暗示されています。神さまの変わらない愛と恵みの計画です。

「炎の剣」は、神さまの激しいさばきを象徴しています。

また新約で「剣」は、みことばの剣として出てきます。エペソ6:17「御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。」。ヘブル4:12「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄を分けるまでに刺し貫き、」。黙示録では、イエスさまの似姿を通して、イエスさまの口から両刃の剣が出ています。それらは、すべての偽りを刺し通す真理のことばです。そのことばが、いのちの木の道を守っています。しかし私たちはすでに知っています。やがて、私たちの罪を背負ってただおひとりで、燃える剣のさばきを、神の怒りを、神ののろいをその身負い、刺し通され、いのちの木への道を開いてくださったお方を。すべての罪をその身に負い、十字架に刺し通された方を。

また「ケルビム」は、神さまの臨在の一番近くでその王座を守る御使いです。

契約の箱の上に、2対のケルブ(ケルビム)がその中身をおおっています。また、聖所と至聖所を隔てる垂れ幕にはケルビムの刺繍が施されてあります。それが神さまの命令でした。しかし、私たちは知っています。大祭司だけが年に一度入ることが許されるその至聖所を覆う垂れ幕が真っ二つに裂けた出来事を。いのちの木への道を開いてくださった方、その方こそイエス・キリストです。

今日、私たちの前には、いのちの木への道が開かれてあります。このいのちの木への道を通って、再び神さまの約束の地、神さまの臨在の中に入ることができます。その救いの道に入るためには、「ケルビム」と「炎の剣」の門を開いてくださった方を通してでなければ入れません。 イエスさまは、言われます。「わたしが道であり、真理であり、いのちです。」と。今日あなたにも救いの道が開かれています!ハレルヤ。

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